この世界は、キミを「 」した物語だった――。
ぱれっとの「 9-nine- ここのつここのかここのいろ 」の感想、ご紹介です。
- タイトル:9-nine-ここのつここのかここのいろ
- ブランド:ぱれっと
- 原画:和泉つばす
- SDイラスト:ぺろ
- シナリオ:かずきふみ
- ジャンル:ここから始まるADV
- 発売日:2017年4月28日
9-nine-シリーズ第一弾ということで、
さてどうでしょうか。
澤田なつさんが好きすぎるので楽しみだった。
※記事後方に続編の感想記事リンク置いてます。
9-nine-ここのつここのかここのいろ 感想
あらすじ
白巳津川市。
学園都市であること以外になんの特色もない街。
観光客を呼び込もうと町興しに励んでいるが、どれも不発。
しかし、思わぬ形で世間の注目を集めることになった。ぶっきらぼうな態度をとりがちだが、責任感が強く行動力のある頼れる青年。新海翔。
なんだかんだ言いながら周りのことを第一に考える優しい性格である。普通の学生らしい平穏な生活を送っていたが、
白蛇九十九神社に祀られた神器が破損したことをきっかけに、翔の日常に変化が訪れる。
その影に、異能に目覚めた少年少女たちの姿があった。なんの特色も無い街に住む、
なんの変哲もない平凡な学生のはずだったが。異能者たちが巻き起こす
公式サイトより引用
数奇な運命に巻き込まれていく……。
『9-nine-ここのつここのかここのいろ』デモムービー
ネタバレ無し感想
※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※
簡単に言えば妙な事件が次々に起きて、それを解決しようとするお話。
ロープライス尺の作品ながら、内容はしっかりとまとまっている。
シリーズ第一弾として、作中には世界観等の説明要素が結構あるが、
これは避けられない部分である。
作品自体は異能力を扱ったもので、中二要素も少なからず存在する。
その点を許容できるかどうかが、作品を楽しめるかどうかのポイントかもしれない。
もうひとつ、とにかく九條都が好きになれるかなれないかが
作品を楽しめるか否かの大切なポイント。
単独ヒロインなので当たり前と言えば当たり前なのだけど。
その他、日常会話、特に新海兄妹のやり取りがハイテンションで見ていて楽しい。
間違いなく作品的に良い要素である。
CGについて
可愛い感じ、シリアスな感じ、SD絵、
全部良い感じのクオリティ。総じて可愛い。
BGMについて
普通寄りの良いクオリティ辺りかと。
ボーカル曲についてはクオリティ高い。
システムについて
特に不便はしなかった。
- これから9-nine-シリーズ始める。
- 演出が良いゲームを探している。
- キャラの掛け合いが面白い作品が好き。
みんなの声
良い意見: シリーズの序章として「9-nine-」は魅力的なキャラクターとテンポの良い会話が評価されており、次回作への期待感を高める作品だ。特に、ヒロインの都の可愛さが多くのユーザーから支持を集めている。物語の導入としては非常に優れた出来であり、シリーズ全体への関心を引き立てる構成となっている。
悪い意見: ただし、この作品単体では物語が中途半端に終わるため、消化不良を感じるユーザーも少なくない。シナリオが薄いと感じる意見や、続編がないと楽しめないという批判があり、続編ありきの構成に対する不満も見られる。また、作品の短さも一部で指摘されている。
以下、ネタバレあり。
ネタバレ有り感想
今作ヒロインのみゃーこ先輩は
「他人の持ち物の所有権を奪い、その持ち物に関する記憶まで消してしまう能力」を持つ。
これ、色々とやりたい放題できるの本当羨ましいな、と。w
主人公も能力者なのだけど、
この話ではどんな能力を持っているのかは明かされない。
(=主人公のアーティファクトが見つかっていない)
…というのはシリーズ物だしある程度は仕方ない部分だけど、
最初から能力が分かって次々に新しい何かに目覚めていく感じでも良かったのかな…
とは思ったりした。(当時ね)
能力による殺人行為を繰り返す魔眼のユーザーを探し奔走するが、本作では見つからない。
と言うか、魔眼のユーザーが自らに能力を使って石化、死亡した扱いになる。
ここの描写、覚えていると4作目のゆきいろで
ちょっと幸せになれるかもしれません。
最終的に何も終わらないどころか、
エピローグで立て続けに新たな謎を残して続きへ。
初回強制BADのみゃーこ先輩が石化して割れる演出…
BAD自体はあるのは良いんだけど、回避策も欲しかったかなって。
そんなことも思ったけど、やはりここは強制で良かったのかも。
これも覚えておくと、ゆきいろでちょっと幸せになれるかも。
とりあえず、中に出されても
能力で出されたものを取り出せるみゃーこ先輩は無敵です。
9-nine-ここのつここのかここのいろ 感想 総評
9-nine-シリーズの第一弾ということで、
世界観の説明等、内容説明的な文章も多いが、
短くも第一話としては良い終わりを迎えている。
また、キャラも魅力的で掛け合いも面白く、声優も豪華。
ただ、あのテンション(主に天)はロープラで短いからこそ成り立つのかなと。
フルプラ尺でずっとあんなだったら、さすがに疲れる。
分割商法OKだぜ!って方には間違いなくオススメできる一作。
今ならゆきいろまで4作ぶっ続けが一番楽しめる。(その後は全年齢です)
以上、9-nine-ここのつここのかここのいろの感想記事でした!
挿入画像 FANZA GAMES より引用
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