
ぱれっとの「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」の感想、ご紹介です。
製品概要
- タイトル:9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ
- ブランド:ぱれっと
- 原画:和泉つばす
- SDイラスト:ぺろ
- シナリオ:かずきふみ
- ジャンル:ADV
- 発売日:2019年4月26日
※記事後方に続編の感想記事リンク置いてます。
9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ 感想
あらすじ
白巳津川市。
学園都市であること以外になんの特色もない街。
進級してまだ間もない主人公の周りに変化が訪れる。
大地震により、白蛇九十九神社に祀られていた神器が破損し、
並行世界から所有者に特殊能力を授ける装飾品「アーティファクト」が流入した。
その人知を超えた力を悪用した人体石化事件が発生したのだった。石化事件の犯人が、「魔眼のアーティファクト」の所持者と知った
主人公「新海翔」は、クラスメイトの「九條都」、妹の「新海天」と共に
石化事件の調査と解決に動き始める。調査の途中で、「リグ・ヴェーダ」と名乗る
アーティファクトユーザーの組織と対立をしてしまう。
そして「リグ・ヴェーダ」のメンバーに、毎朝見かける学園の先輩「香坂春風」の姿が――。魔眼のユーザーの正体。ソフィーティアの謎。
異能に目覚めた少年少女たちの物語はついに佳境に――。公式サイトより引用
『9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ』OPムービー
ネタバレ無し感想
※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※
今作のヒロインは香坂 春風(CV:渚しろな)。
公式でどのシリーズから入ってもいいと謳っているけど、
ここらから厳しくなると思う。
言うなればフルプライス作品で言えばヒロイン3人目のルート、
1人目2人目でそれぞれ謎が少しずつ明かされての3人目って感じなので、
どうしても不足する情報があり、
今作から入ると「?」になってしまう部分はある。
なので、やっぱり1作目の
「9-nine-ここのつここのかここのいろ」からプレイすることを推奨したい。
もしくは、公式に前作と前々作のあらすじムービーが置いてあるので、
最低限それを見てからのプレイを推奨。
※何気にこのあらすじムービー、
結構面白いのでプレイ済みでも見る価値あり!
で、今作序盤で感じたこと。
ヒロインの春風先輩、超かわええ…!
もちろん前作までも登場はしてるけどあくまでもサブだったわけで、
そこまで表情差分とかも無かったわけで。
今作から表情もころころ変わって、とてーも可愛い。
単体ヒロインなのもあって、当たり前っちゃ当たり前だけど、
どういう風に結ばれるのか、
きちんと過程も描かれて納得できるだけの理由があって安心。
根幹のシナリオはもちろんのこと、
恋愛面でのそういう描写も
ちゃんとしてくれると素直に買って良かったと思える。
このシリーズ、何が凄いかって…
1作目「みゃーこ先輩最高!サイカワ!」
→2作目「妹最高!サイカワ!」
→今作「春風先輩パネェっす!サイカワ!」ってなる点w
肝心のシナリオは、やはりシリーズ通じてプレイしているか、
していないかで当然評価も変わるわけで。
そういう作品形態の宿命ではあると思うんだけど、
話自体は今回もとてもまとまっていて良い。
このシリーズのとても良い部分でもある日常会話の面白さは今回も健在。
尺はロープラ故の短尺なんだけど、起承転結がちゃんとあると言うか、
先が気になって読み進めてしまう魅力がある。
CGについて
今回も安心の高クオリティ。
BGMについて
シリーズ全体に言える事だけど、
ボーカル曲は毎回とても良い。
日常BGMはここまで来ると、
シリーズ使い回しだろうが自然に馴染む。
システムについて
必要十分だったかと。
こんな方におすすめ
- 熱いバトルが好き。
- 演出が良いゲームを探している。
- キャラの掛け合いが面白い作品が好き。
以下、ネタバレあり。
ネタバレ有り感想
今作で主人公と4人のヒロインとのチームワーク、
ソフィとの信頼関係がようやく発展した感があって良い。
この4人と主人公が楽しそうにパーティーしてるの見るとね、
やっぱ今までの作品も思い出すわけで。
次作は希亜にスポット当てるからか、
希亜も今まで描かれなかった可愛い一面が描かれてる。
ちなみに、今まで「魅了」だと思われていた春風の能力は
「妄想を具現化する」能力。
自分が思うようになるように現実を操作するという、
かなり強力な力。
ここまでの歴代ヒロインもだけど、
皆さんずいぶんと羨ましい能力をお持ちですよね…w
しかし、今作での決戦にあたるイーリスとの戦いはちょっと…
いくらなんでも主人公くん、
チート能力使い過ぎじゃね?って。
即死級の攻撃受けて死亡→復活の繰り返しって…物語破綻しちゃう。
と思ってたらエピローグで
「ああー、そういう設定だったのね」という展開が。
並行世界の観測者という作中設定とはかなりリンクするんだけどね。
ここは好みが分かれそうな展開。
前2作がエピローグで「新たな謎を残して終わり」だったのが、
今作は「ひとつの答えを示して終わり」だったのは良かった。
9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ 感想 総評
プレイ時間:約7時間 | オススメ度:★★★★☆ |
とりあえず物語は3作目にして佳境へ、
春風先輩が可愛すぎで大満足の一作。
「9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと」が本当に楽しみになる一作だった。
毎回OPもめっちゃ良くて、
加えて作中の1枚絵のCGもとても綺麗。
立ち絵もシリーズものってことで差分どんどん増えてて良い感じ。
前作までプレイ済みの方はもちろん、
まだやっていない方も1作目のここいろからやるならおすすめ!
以上、9-nine-はるいろはるこいはるのかぜの感想でした!
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挿入画像 FANZA GAMES より引用