★★★☆☆

あきゆめくくる 感想 レビュー【萌えゲーアワード2016 純愛系作品賞 受賞】

あきゆめくくる
秋が来て、ずっと秋だったらいいのに。

 

すみっこソフト「あきゆめくくる」の感想、ご紹介です。

 

製品概要

  • タイトル:あきゆめくくる
  • ブランド:すみっこソフト
  • 原画:笹井さじ / イチリ
  • SDキャラ:ひづき夜宵
  • シナリオ:渡辺僚一
  • ジャンル:量子力学学園ラブコメディ
  • 発売日:2016年12月22日

 

【萌えゲーアワード2016 純愛系作品賞 受賞】作品。

 

あきゆめくくる 感想

あらすじ

 

普通じゃない僕らの、
普通のラブコメ

人工的なDNA“XNA”を組み込まれた、普通の人間とは違う能力を持つ人々が住む近未来。

その中でも、政府から特別に危険と判断された6人の少年少女
……つまり僕らは、とある都市に新設された学園に通わされることになった。

政府から僕らに突きつけられた軟禁を解くための条件は、学園からの卒業。

頑なに秘密とされている『ルルラン学園』からの卒業条件。
数々の手がかりを探し出して、僕らはひとつの推測を導き出す。

その条件とは、“ ラブコメ” すること。

偶然女の子のパンツを見ちゃったり?
パンをくわえた登校中の女の子とぶつかる?
一緒にお弁当を食べたり、変な性格の妹がいたり?

——“ラブコメ”っていったい、なんだろう?

人間以外の全てが同じ1日をループし続ける、狂ってしまった世界を舞台に、今世紀最初で最後の『量子力学ラブコメディ』の幕が上がる!

公式サイトより引用

『あきゆめくくる』 OpeningMovie

 

ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

 

「量子力学学園ラブコメディ」
なんて言ってる時点で察すると思うけど、
本作もそういう要素を絡ませたSF作品である。

 

なのだけど、個人的には
今までの作品よりは取っつき易いのかな?と思う。
はるくるなつくると比べて)

 

良くも悪くも中身を説明してくれるヒロインと言うか、
そういう要素もあるし、
ラブコメもシナリオの軸になってるので
その要素だけでも読んでいて面白さを感じた。

 

その面白さに関して一役買ってるのが、
立ち絵の演出だったかなぁと。
E-mote等、そういうものではないんだけど、
躍動感が凄いんだよね。
BGM、立ち絵の動き、熱の入ったセリフ。
これだけでかなりの完成度だった気がする。

 

主に立ち絵の動きが激しくなるのはギャグなんだけど、
そういう意味でもラブコメ感は出てたのかな、と。

 

シリアス方面に目を向けると、
今までの作品に比べて若干マイルドだったんじゃないかなって。

 

量子力学云々の部分については
そりゃぁ理解してないより
ある程度理解できた方が面白さも感じるだろうけど、
「ある程度は理解した気になった」程度でも十分。

 

つまり、シナリオ中の解説染みたセリフを
そのまま鵜呑みにしてるだけでも問題ないと思う。
個人的には、だけどね。

 

ぶっちゃけ、
「その時、何か不思議な事が起きた!」程度で良いと思う。
もしくは「こんな理論があるので、こうなってます!」の鵜呑みでOKかなと。
がっつり理解することは難しい題材だし、
そういう事も起こり得る要素だから入れてんだな程度で。

 

どっぷりとこのジャンルに浸かってる方には失礼かもだけど、
身構えずに楽しもうという気概も大切なジャンルのお話かな、と。
不思議な世界でラブコメしてるってだけで
普通と違う面白さを感じられると思うから。
もちろん、合う合わないはあると思うのだけどね。

 

CGについて

 

過去作に比べどんどん良くなってる。
有り体に言えば、可愛い進化。
表情豊かだし、動きもある。
立ち絵がぴょこぴょこ動くのは、
字面以上に体感するとかなりの効果。
何でもない日常会話が楽しくなるよね。

 

BGMについて

日常は前回に続き普通だけど、
特徴あるBGMは素敵な仕上がり。
緊迫感のある曲、幻想的な曲、
切なげな曲など。
あとは演出的に使い方が巧いな、と思う。

 

システムについて

シリーズ待望のバックログジャンプ搭載。
良かった良かった。
他も特に不便無し。

 

こんな方におすすめ

  • 何か謎が隠されてそうなシナリオが好き。
  • 舞台設定がきちっとしたSF作品が好き。
  • 本作ならではの特徴が気になる方。

以下、ネタバレあり。

 

ネタバレあり感想

 

全体的に量子力学とかそういう事よりも、
「保持者」という存在にもっと焦点を当てて掘り下げた方が
面白くなったのではないか疑惑がある。
けど、それだとファッキン味が薄味になりそうだから、
それはどうなんだろうとか思ったり。

 

以下、個別。

 

土織 キス(CV:沢澤砂羽)

土織 キス(CV:沢澤砂羽)

キスちゃん可愛いかったわぁ。
ツンデレなのかよう分からん感じの性格が見てて面白かった。

 

主人公を好きと妹に指摘されて、
そのままぐるんぐるんに思考をループさせて…
までなら、普通の感じなんだけど、
そこにキスの特殊な体質があるから
シナリオが面白くなるなって。

 

キスがWASPさんになっちゃったって展開も面白い。
さすがは人間外の存在。
その逆でちはやがWASPさんになってたのも面白かった。

 

自分がいつか必ず壊れると思って恋心を封印するのは
王道的ながら読んでて面白切ないなって感じる展開だなぁと。

 

そういうのって結末がどうなるかも気になるよね。
この場合は、安易な奇跡か、重い奇跡か、現実か。
とか思ってたら妄想だった?

 

結局最後の方、よく分からんかったのだけど…
ちはやキスはアナザーワールドで幸せになりましたって感じなの?
このルートは全部、キスの妄想の世界の中で。
その帰結はあの車椅子で。
あの状態のキスが存在してる限りアウトだよね?

 

私はそう読解したので、
客観的に見ればかなり救いの無い物語だったなって思う。
最終的には「この宇宙では」って注釈がついちゃうけど。

 

小高 柚月(CV:杏子御津)

小高 柚月(CV:杏子御津)

罪の意識を感じたいが為に、
多くのWASPを助けたいって健気な子だよね。

 

ちはやのチ〇コ見たから好きになったって、
話の流れが全然分からないよ…!
この子特殊過ぎるよ…!w

 

初めてが野外でアナル。
2回目にして、野外拘束プレイ。
目的だけは真っ当だから、
だからこそやっぱ特殊だよ…!
最終的にはノーパン布教。
本作のぶっ壊れ担当かな、と。w

 

ちはやの腕の一部が無くなって、
曰く、ルルランの一部になったのか?
って描写があるけど、
これは本筋で重大な伏線になりそうだと思ってた。
キスルートでも同じ事は起こってたし。

 

WASPは宇宙人であり、
柚月もWASP(に入り込んだ光人間)だったって理解でOK?

 

あ、関西弁が微妙過ぎたね。

 

伊橋 歩(CV:有栖川みや美)

伊橋 歩(CV:有栖川みや美)

~だわ。の話し言葉が好きだった。

 

過去の闘争の傷を背負ってるからか、
ちはやに対する愛情も後悔も人一倍の表現で。
ツンを越えた先のデレで、心地よい気持ちにさせられた。

 

一緒に過去を克服する的なお話だったのかな。
ちょっと超常現象が起きすぎて、置いてかれた感はあったかも。
いや、ラブコメ的な部分は面白かったけど。

 

最後は何が起きてループが終わったのか謎過ぎて。
締まらないなぁと思ってしまった。
ここまでのルートでも同じことは言えるのだけどね。

 

佐々木 沙織(CV:風音)

佐々木 沙織(CV:風音)

さおりんってサトりんだよね…って最初から思ってた。
正面から見た時の髪色髪型や目の色似てるし。
結果論だけど、最終ルートだし。

 

柚木のことをアレは宇宙人だとか平気でネタバレしてるの面白いなぁ。
本質的なことでは無かったとは思うけど、
その理由がノーパンしても平気にしてるって
くっそくだらない理由なのがまたいい。w

 

恋について悩むさおりんは可愛いね。
しかし話してる内容があまりに馬鹿らしい。w

 

嫉妬するとマジで殺しにかかるさおりんの異常性は
個性が出てて良かったと思う。

 

そういやエピローグで
「この宇宙に限って轟山サトリが居ないなんてないと思う」
みたいなことを言っていたわけだけど…

 

つまり、舞台はさおりんルートから地続きのエピローグではなく、
作中で初めて登場し、
かつ誰か分からないけどちはやには彼女がいて、
しかもWASPさんを救う事に成功してる別宇宙?

 

と、思ったけど、エピローグのエピローグで
「体はさおりんに渡したまま」と言ってるから、
やっぱりさおりんからの続きか。

 

このお話って、
サトりんが恋を拗らせた結果の話だったんだよね。
まさにマッドサイエンティスト。

 

前夜祭の花火の続き、みんなの食事シーンや
学園祭の本番の風景なんかも見てみたかったな。

あきゆめくくる 感想 総評

プレイ時間:約25時間オススメ度:★★

ファッキン季節シリーズ?3作目。
はるくるなつくるよりは入りやすい作品かなーって思う。
シナリオは難しいと言えば難しいのだけど、
理論すっ飛ばせば構成自体はシンプル。
もちろん理論的な部分も楽しめれば一番だけど、
そこらすっ飛ばしてもキャラの魅力で十分楽しめる作品かなーと。
ちょっと変わったラブコメをお探しの方にオススメです!

 

以上、あきゆめくくるの感想でした!

 

関連記事

はるまで、くるる。
はるまで、くるる。 感想 レビュー【萌えゲーアワード2012 シナリオ賞 銀賞受賞作品】

続きを見る

関連記事

なつくもゆるる
なつくもゆるる 感想 レビュー【萌えゲーアワード2013 シナリオ賞 金賞受賞】

続きを見る

 

728_90

 

挿入画像 FANZA GAMES より引用

-★★★☆☆
-, , , , , , ,

© エロゲは黄昏ない 2019