忘れない。交わした約束も、過ごした時間も、その嘘も。
Campusの「アキウソ -The only neat thing to do-」の感想、ご紹介です。
- タイトル:アキウソ -The only neat thing to do-
- ブランド:Campus
- 原画:りいちゅ
- SD原画:Gユウスケ
- シナリオ:工藤啓介
- 発売日:2016年11月25日
春夏秋冬の秋に当たる物語。
さてどうでしょうか。
※記事後方にウソシリーズの感想記事リンク置いてます。
アキウソ -The only neat thing to do- 感想
あらすじ
——人は誰もがウソをつく。
自分を守るための嘘。
自分を否定するための嘘。
自分を誤魔化すための嘘。
自分であり続けるための嘘。嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。
理由は分からない。けど、嘘をついているのは分かる。
そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎。しかし、その能力を得た代償は必要な訳で。
彼は能力を得た代償を支払うため、数々の依頼をこなし続けていく。
そんな中、彼は紅葉並木で一人の少女と出会う。
自身よりも二回りほど大きい男子生徒を地に伏せ——
血のような赤い瞳と、輝く黄金の髪を靡かせながら——悠々と女王のように君臨する少女——エリス・F・カートレットと。
——4年後。
紆余曲折を経て、二人は関係を深め、今では互いを『相棒』と認めるほどの仲となっていた。
そんな折、急に体調を崩したエリスは寝込んでいた。
そのことから、同居人である宗一郎は彼女の看病をすることに。そんな彼に、ベッドから体を引きずるようにして起き上がったエリスは頬を赤く染めながら、
真剣な表情で自身の願いを打ち明けた。「あたしと……その、エッチして欲しいんだけど……」
「…………」
「…………」
「……まぁ、とりあえず今は寝てろ。明日目が覚めたら、今日の事は黒歴史認定してると思うけどな」
「冗談じゃなくて本気なんだけど!?」
果たしてエリスの言葉の真意とは?
そして、宗一郎の選択とは!?紅葉が舞う秋空の下、
公式サイトより引用
"たったひとつの冴えたやりかた"を巡る物語——始まりますっ!
アキウソ -The only neat thing to do- オープニングムービー
ネタバレ無し感想
※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※
まず、アキウソ公式で
ウソシリーズの物語の時系列が紹介されているので、
それ見ると良いかも。
基本的にはどの作品からでもOKなんだけど、
やっぱ個人的には春夏秋冬の順番にやるのが良いかなと。
エリスの立ち絵は
もちろん今作に合わせて増えてるんだけど、
いい意味で違和感が。
あれ…?新規絵だとちょっと幼くなってる…?
めちゃくちゃ可愛くないっすか…?wという印象で。
今作から初登場の雫ちゃんも可愛く、いい味出してる。
新キャラクターが出ると、
この子はどんな嘘を付くんだろう?って部分は
シリーズ特有の嘘システムのお陰で
ちょっと楽しみにもなるのは良い部分かと。
作風が前2作とは明らかに違う感じ。
ちょっとシナリオ寄りになったかな?っていう感じで、
それはOPの雰囲気からも感じられる。
3作目として、良い変化だったんじゃないかなと。
と言うか、シナリオとエロの配分が今までで1番バランスが良いのかな。
前2作ではあまり触れられていなかった
「学園に存在する魔法世界出身の者」が
今作では割りとフォーカスされる。
あとは、エリスとの過去回想を軸にシナリオが進んでいく。
主人公とは1番付き合いの長いキャラなので、
この辺は他キャラより丁寧に語られているのは好感触。
CGについて
季節が進むにつれて
主要な子たちが幼くなってる。
もちろん可愛いから良いのだけど。
BGMについて
特に耳に残るような曲は無し。
ただ、OPの楽曲は凄く良い。
もちろん、曲調に関して好みはあるだろうけど
作品の雰囲気にもマッチしてるので。
システムについて
最低限の機能は備わってるので、
特に不便はしない。
ただ、バックグラウンドで走らせてて
メモ帳でコピペとかしてたら(プレイ中にも感想のメモを残すので)
Ctrl押したのがアレだったのか、
勝手に超スキップしてて焦った。
ちょっと不親切と言うか、びっくりした。
- ウソシリーズに興味がある。
- サクッと読んで楽しみたい。
- 主人公に特徴があるゲームが好き。
みんなの声
良い意見:「アキウソ -The only neat thing to do-」は、ヒロインの可愛さが全編にわたって強調され、シリーズを通して彼女との関係が深まる様子が感動的だとされている。キャラクターの魅力が非常に強く、シナリオとエロのバランスが良いとの意見も多い。また、サブキャラクターの雫も魅力的で、全体的にキャラクターの描写が高評価を受けている。
悪い意見:一方で、シリーズの他作品と比較してシナリオに深みがないと感じるユーザーもいる。特に、声の安定性に欠ける部分があり、そこが気になったという指摘もある。また、シナリオがやや平凡で、特別な面白さを感じなかったとの意見も見られる。ウソシリーズとしての期待値が高かっただけに、もう少しインパクトのある展開を望んだプレイヤーも多い。
以下、ネタバレあり。
ネタバレあり感想
とりあえず、今作ヒロインのエリスがアホ可愛い。
過去に抑制を受けていたという表現があって
その反動だと言うのだけど、それにしてもアホ可愛い。
今までのシリーズでもそういう一端はあったけど、
今作ではメインになった事によって、見事に爆発させてる感じ。
前作まで無かった新規絵のお陰もあって、
その可愛さも、より爆発している。
前2作と違って、明らかに
シナリオにも可能な限り注力しましたよって感じがする。
それはこの連作がどういう立ち位置の作品なのか
若干分からなくなりそうな気配はするけど、良いことではある。
物語が秋だから、季節的に少し切なくなるような物語を心掛けたのかな?
相変わらず、面白い部分に赤字の嘘システム使ってくるし。
エリスが主人公と付き合ったのを
桜月(初代ヒロイン)に告白するのは良い描写。
が、しかしそれでも主人公を諦めない桜月さん、流石っす…
せっかくの初代ヒロインなのに、
そういうキャラになってしまった。w
エリスと桜月の女同士の友情的なシーンは
これまでのシリーズに無かった描写で良かった。
桜月はそんな調子なので良いのだけど、
前作ヒロインの葵はまたもや初代と同じで
見ていて辛い存在になってしまった。
そういう立ち位置の設定のキャラクターなんだけど、
なんかこう…救いは無かったんですかね?
嘘を吐くと赤字になるレッドライン、
それをようやく伏線に使ったのは良い発想だった。
今作から登場した雫もきちんと物語に絡んでいるし、
特に凄い!とか感動!とか、そういう伏線の回収内容ではないけど、
嘘システムを物語にきちんと取り入れたのは姿勢として◎。
そういう面でも進化した3作目と言える。
しかし、アフター開始する前のCG回収率53%って…w
ED行くタイミングがあまりに突然過ぎたので、
それだけもうちょっと考えて欲しかった。
まぁ、アフターはアフターでまたちゃんと物語があって良かったけど。
上述したけど、メインを何処で〆て、どうアフターに繋げるか。
それが唯一、今作に感じたシナリオ上の不満点だった。
アキウソ -The only neat thing to do- 感想 総評
3作目にして、シナリオ的にはクオリティ上げてきた感じ。
今後のシナリオ含めて気が変わるかもしれないけど、
少なくとも3作目までのプレイ感想としては、アキウソはオススメ!
シリーズ物は好きだよって方にもオススメです!
以上、アキウソ -The only neat thing to do-の感想でした!
挿入画像 FANZA GAMES より引用
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