しっぽカフェへようこそ！
きゃべつそふとの「あまいろショコラータ」の感想、ご紹介です。
- タイトル：あまいろショコラータ
- ブランド：きゃべつそふと
- 原画：しらたま / 梱枝りこ
- シナリオ：山蕗順平 / しげた
- ジャンル：マイ・フェイバリット・ケモミミADV
- 発売日：2020年1月31日
あまいろショコラータ 感想
あらすじ
季節は秋。
木々が色付き始めた頃、少年は夕渚町へとやってきた。少年が最初に出会ったのは、１人でチラシを配るかわいい猫耳のウェイトレスさん。
「き、喫茶『セタリア』ですっ。よろしくおねがいしますっ」
ウェイトレスさんに案内されて喫茶店に入ると、そこには同じくケモノ耳の女の子たちがいた。
不思議そうにする少年に、彼女たちが困った顔でこう尋ねる。「もしかして、この耳、見えてますか……？」
彼女たちの正体は獣人という種族で、耳やしっぽは普通の人間には見えないものだと説明する。
そして秘密を知ってしまった少年は、仲間として一緒に喫茶店で働くことに。少年は人間と獣人の違いに驚いたり感心したりしながら、今日もケモ耳っ娘たちとともにお仕事をがんばります。
公式サイトより引用
あまいろショコラータ OPムービー
ネタバレ無し感想
※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※
性格も見た目も異なるヒロインふたりと、
しっぽカフェを舞台に広がる日常。
サブヒロイン含め、ヒロイン達はふわふわした画風で可愛いし、
それぞれ声もよく合っていると思った。
某ごち〇さがR18になると、こんな感じになるのかなって。ｗ
ただ、物語的に舞台がカフェなのにカフェ要素が薄い。
せめて共通ルートでもう少しカフェ要素を
掘り下げても良かったんじゃないかなって思う。
内容は概ね、
体験版をプレイして期待した通りの日常と平和が広がっている。
変なシリアスも無いし、日常・キャラ萌えとしては良い感じ。
ただ、プレイした人それぞれが感じる部分だから何とも言えないけど、
シナリオにももう少し注力して欲しかった感じは否めない。
あと、やっぱり時代が時代なので、ケモミミ系にはLive2Dとか、
もしくはE-moteが欲しかったかなって。
それがあるだけで、我々プレイヤーとしては
評価がガラっと変わるポイントでもあると思うので。
CGについて
特に凄い！とか綺麗！とかそういう事はないんだけど、
キャラはふわっとしてて可愛いし、背景も十分なものかと。
ただ、季節感があまり無かったのが残念ではある。
BGMについて
体験版で感じたこと以上には特に無く。
作風にマッチした、チープではない心地いい感じ。
システムについて
バックログジャンプがあるので、
それだけでもう大丈夫かなと。
特に不自由はしなかった。
- サクッと読んで癒されたい。
- 獣っ娘萌え！
- 絵が綺麗なら色々と許せちゃう。
以下、ネタバレあり。
ネタバレあり感想
シナリオではクリスマスとか、
そういう言葉は出て来てるのに季節感ないなぁと。
雪が降るような描写も無いし、
そもそもヒロインの服装が薄すぎるのでは。
獣人は人間より寒さに強いって描写があるけど、にしてもなぁ…
せっかくなので季節感はちょっと欲しい。
予算や納期の関係でCG渋ったの？って勘繰りたくなるレベル。
それと、体験版時点で気になった要素、
具体的には主人公は素のままでも
獣人が隠しているケモミミや尻尾が見える、
みくりは巫女で神様の声が聞こえる…
等の要素に対するアンサーが何も無かったのには悪い意味でびっくり。
シナリオに含みを持たせるような要素を全て無視して、
何でもない日常に終始したのは残念だった。
下手なシリアスが無かったのがプラスと言うのも変だけど、
それだけが救い。
各ヒロインの成長の物語を描きたかったのだと思うけど、
本編で何も無いまま、エピローグで何故か成長してる。
その成長の過程をシナリオで
描いてほしかったのだけど…と思ってしまう。
千絵莉は実家のこと、みくりは里のことについて、
何も語られないまま終わってしまった。
意味ありげな設定に対して、
答えや未来が何も無いまま終わったも同然なので、
どうしてこうなったと問い詰めたい。
飾りっけ無しで言ってしまうと、総じて消化不良だった。
あとね、エンディングでね、
まだやってない方のルートのヒロインの
未閲覧CG見せられると思わなかったよ…
あまいろショコラータ 感想 総評
ヒロインはサブも含めて全員それぞれ個性があって可愛いので、
そういうのが好きなら全然オススメできる。
皆声も合っているし、可愛さには疑いようもないので。
シナリオはちょっとアレだけど、キャラゲーとして割り切れればOK。
以上、あまいろショコラータの感想でした！
挿入画像 FANZA GAMES より引用
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