アオイトリ 感想 レビュー【萌えゲーアワード2017 主題歌賞 受賞作】

アオイトリ★★★★☆
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それは祈りが紡ぐ、命の物語──

今回はPurple softwareさんの「アオイトリ」の感想記事を。
萌えゲーアワード2017 主題歌賞 受賞作。
大分昔に「アマツツミ」は読んだのですが、そういえばこちらは未読だったな、と。
プレイ感想つらつら書き綴ります!

あらすじ

11月、冬。

とある山間部に位置する、全寮制のミッション系女子校・霧原学園。
男子禁制であるそこに、学生神父という特例で暮らす主人公・白鳥律はいた。

律は、触れた者、特に性交渉を行った相手を【幸福】にする力をもつ。
奇跡の力を有するがために悪魔に狙われる彼は、生まれてから一度も学園の外に出たことがなかった。
そして、学園の少女たちに【天使】として抱かれてもいた。

律は、ひとりの少女を殺した罪を背負い、なによりも他人を幸せにする誓いを立てていた。

清純と淫靡さを行き来しながら、ギリギリで正気をたもっていた日常。
しかし、ひとりの少女の登場によって、物語の幕があがる。
100年を旅した吸血鬼の少女、メアリー・ハーカー。

そして、彼女とともに学園にしのびこんだ、電話から囁かれる悪魔の声。

【奇跡】の力は本当に人を幸せにするのか?
この世界に生れ落ちた価値は?

それは祈りが紡ぐ、命の物語──

公式サイトより引用

オープニングムービー

アオイトリオープニングムービー

ヒロインについて

下記、ヒロインについては私の攻略順でのご紹介となります。

メアリー・ハーカー(CV:くすはらゆい)

メアリー・ハーカー

主人公の住むお屋敷に「帰ってきた」ぽんこつ吸血鬼。
吸血鬼なのに教会も十字架も大丈夫、でもなぜか神社やお寺が駄目。
お夕飯を「おゆはん」って言うの、可愛いよね。
寒がりで、周りより早くコートを着ちゃうのも女の子らしさもいいネ。

黒崎 小夜(CV:鈴谷まや)

黒崎 小夜

主人公の双子の妹。
似たようで、非なる能力を持つ。
「善」のメアリーのカウンターとして、電話の悪魔からけしかけられた少女。
好きなものは唐揚げや麻婆豆腐。完全に同意。
面倒くさがりな一面はありつつ、しっかり目の前の出来事に対して意識を持っている感じ。

赤錆 理沙(CV:野々村紗夜)

赤錆 理沙

画像左。主人公の「初めて」の相手。
教師として学園に戻ってくる。
立場からか、凄く面倒見の良い印象を受ける。
画像右は妹の赤錆 美果子(CV:橘まお)。

海野 あかり(CV:秋野花)

海野 あかり

本作の最終ヒロイン。
水泳好きな後輩ちゃんで、唯一の「普通」な人。
割りと引っ込み思案な印象だけど、本作ではルートロックされてるヒロイン。
いつもはメイドとして、凄く気の利く後輩と言った感じ。

ネタバレ無し感想

メアリーサンプル画像

※あらすじ・体験版で公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

公式の開発コラムで語られているように、本当に開始直後にHシーンが挿入される。
それはこの物語の主人公の設定を語るのにまず必要なもので、エロゲだからこその表現なのかな、と。

共通ルートに入る前の、始まりの3日間(体験版第一弾範囲)。
好きな人にとっては、そこだけで掴みはバッチリ。
体験版の範囲なので、未プレイの人は体験版だけでも是非やってみて欲しい。

公式は、前作アマツツミとの対比を隠しもせず、コラムで語ってきた。
この物語を読んでいくと、その意味が分かってくる。
アマツツミをプレイ済みの方はそういう対比で物語を読むのも面白いし、この物語を終えた後でアマツツミを読むのも素直にオススメできる。
登場人物含めて特に繋がりは無いのでアマツツミ未プレイでも影響はないけど、プレイ済みなら本作と色々と比較ができるってだけで。

お話的には、特殊な能力や種族(吸血鬼・悪魔など)が存在する箱庭世界で起こるアレソレと言った感じで。
あらすじ時点で「奇跡」「命」と言った単語が出ている通り、割りとシリアス寄りな表現が多いシナリオゲー。

ただ、結構なエロも内包しているので、シナリオとエロのバランスはかなり良い。
登場人物の一人である「電話の悪魔」ちゃんがいつも壊れ気味のテンションなので、良い感じに雰囲気作ったりブレイクしてくれたりします。
この悪魔絡みでちょっとしたギミックがあるのだけど、それは賛否両論になるかも。

CGについて。
炎が揺れてたり、花弁が散ってたり、水が流れてたり。
違和感なく少しの動きがある背景はやっぱりいいですね。
オープニングムービーも相変わらず素晴らしい。

BGMについて。
お洒落なBGM、POPなBGM、取り揃えてます。
まず、邪魔にならない。
でも空気感は作る。十分です。

システムについて。
いつも気にすることだけど、バックログジャンプがあるだけで幸せ。
他についても十分だけど、ちょっとコンフィグ画面がゴチャっとしてて見難い感はある。

以下、軽微なネタバレ有り。

ネタバレ有り感想

まず、攻略順については攻略時には
【メアリー】→【小夜】→【理沙】→【あかり】としたけど、話の流れを汲むと
メアリー】→【理沙】→【小夜】→【あかり】が良いかも。

この作品における「最終ヒロイン」メアリーじゃないとしても、私の中ではメアリーです!(フンスッ
最初の出会いというか、物語が動くきっかけにもなるヒロインなので。
壁に耳あり、障子にメアリー!は秀逸。
余談だけど、わたし、くすはらゆいさんが演じるキャラの中でメアリーちゃんが抜群に好きになりました!

小夜の話は、小夜自身が主人公の双子の妹であり、実は「小夜の名付け親は過去のメアリーだった」って部分でしっかり他キャラとの絡みもあるし、
あかりはルートロックされてるメインなので、どうしてもメインで。

そんな中、理沙ルートだけはやっぱりちょっと浮いちゃうんですよねぇ。
良い話ではあるんだけど、メインヒロインの一角としてそこに存在はしてなくても良かったのでは?と。
良く言えばスパイスなんだけど、異物混入に失敗しちゃった感じ。
そもそもエピローグで「閑話」って言っちゃってるし。
まぁここはライターさんが本筋とは違うので仕方ない部分か。

あかりについては、彼女もまた悪魔と契約しているので、悪魔が観測できる並行世界の出来事(=他ヒロインのルート)を話されている。
これがネタバレ無し項目にて記述した、本作における物語のギミックです。

この並行世界の概念があるお陰で、最後の最後であかりは死の世界のような空間で「小夜ルートの主人公」と邂逅し、生還するわけだ。
小夜ルートの主人公も最後は死んで、死の世界のような空間へ迷い込むので。

使い方によってはこういうギミックって、ただのご都合主義になってしまうけど、今作の場合はまぁ許容範囲かな、と。
あかりの生還は最後に描かれ、小夜ルートにおける主人公については生還したかは語られないけど、脳内補完で生還して愛しの妹と再会して、良い意味で毒気の抜けた悪魔とも面白おかしくやってるんだろうなぁとか想像できるし。
良く言えば色々な「奇跡」が既に起きている世界観なので、そういう事があってもいいかなと。
悪く言えば「もう何でもありだよね」と。

個人的にはハッピーエンドが好きなんだけど、今作においては最終局面であかりは倒れ、そのままでも良かった。
結局「奇跡って凄いね!良かったね!」で終わってしまったので。

ただ、最終的な作品のヒロインがあかりだとしても、物語の発端はメアリーから始まっているので、やっぱり個人的には誰を正史にするかと言われたら、やはりメアリーを推したい気持ちでいっぱいです。

総評

プレイ時間:約22時間オススメ度:★★★★☆

CG・演出・シナリオ、全てが高い次元でまとまった良作。
ただ、重いものではないけどミッション系という設定、美しいけれど、作風柄少し(ほんの少しね)陰鬱な雰囲気のCGは人を選ぶかも。
泣き要素はあるっちゃあるけど、純粋なシナリオ系寄りのシナリオが好きで、最後にトゥルールートがアンロックされる形式が好きならオススメです!

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挿入画像 公式サイト より引用

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