皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ユメミルの「ガールズ・ブック・メイカー -幸せのリブレット-」のスピンオフ作品、
「グリムと三人のお姫さま1」の感想、ご紹介です。
- タイトル:ガールズ・ブック・メイカー ~グリムと三人のお姫さま1~
- ブランド:ユメミル
- 原画:籠目 / 繭咲悠 / ぎん太郎 / MtU
- シナリオ:式乃彩葉 / 金華猫
- ジャンル:幸せをつくるADV
- 発売日:2020年2月28日
ガールズ・ブック・メイカー ~グリムと三人のお姫さま1~ 感想
あらすじ
「――王子様がいなくなった!?」
グリム童話集の管理者からそんな相談を受けた館長は、
事態の対処にあたるため、主人公・詠斗とテイルを物語世界へ向かわせる。詠斗達は度々人格が入れ替わる風変わりな管理者『グリム』や、
能天気で乗せられやすい登場人物『白雪』と共に王子様を捜索するが、
一向に見つからない。そこでグリムの提案を受け、
公式サイトより引用
詠斗が王子様代行として物語を駆け回ることになり――。
『ガールズ・ブック・メイカー ~グリムと三人のお姫さま1~』プロモーションムービー
ネタバレ無し感想
※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※
これは本編のスピンオフって位置づけ。
なので本編をやってから…と言いたいところなんだけど、
私が本編やらずに読んだので、それ前提の感想になりまーす。
結果的に話に置いてかれることは無かったのだけど(短いし)、
可能なら本編やってからの方が良いのかも。
ちょっとした用語が出た時に、すぐにピンと来ないこともあったので。
まぁただ、本家のOHPにはちょっとした用語の解説も載ってるので、
面倒じゃなければそれは見ておいた方が物語がスッと入ってくるかも。
「プリマ」とか、「レジスタ」とか。
お話的には(今回は)グリム童話の、白雪姫の世界でのお話。
本編と同じく童話の世界をモチーフに、
オリジナル要素を付けてシナリオにするコンセプト自体は面白いと思う。
もちろん設定上「完全な白雪姫の世界」ではないんだけど、
その「設定」も中々面白いなーと思う。
これはこれで、短い中にも起承転結はあったんじゃないかなーと。
まぁでもお値段から察しても、
そんなに中身に期待するゲームではない。
白雪ちゃんを愛でるキャラゲーってとこですね。
CGについて
お値段から考えると、
良い感じなんじゃないかなと。
ちょっと日常の1枚絵の数が少ないような気もするけど、
特に不満は無し。
BGMについて
本編からの流用が多いのかな?
そこは本編やってないので分からないけど、
こちらも特に不満は無し。
システムについて
特に不便無し。
最低限は揃っている感じ。
ただ、少しゲーム自体がもっさりしてるかも…?
- サクッと読めて癒されたい。
- 本家は未プレイだけど、世界観は気になる。
- ちょろ可愛い夏和小?行こう!
以下、軽微なネタバレあり。
ネタバレあり感想
白雪ちゃんはちょろ可愛いです。
ちょろ可愛くて、夏和小とか…もう最高かよ!!
と思う人なら楽しめたんじゃないかなと。
まぁ物語的には本家もこんな感じで、
もうちょっと濃い感じなのかなー?という印象。
一応アフターというか、本筋読んだ後の
お楽しみもあるっちゃあるのは良い点。
グリム童話集の世界がひとつの世界に混在している設定は面白かった。
同じ世界の中に白雪姫のお城もあれば、いばら姫のお城もあったり。
本編でもそういう感じなのかは知らないけど、
単純にひとつの作品の世界をモチーフにするよりは
面白い設定だなと思う。
本作には本編のキャラも少しだけ出てくるので、
私のように本編やってない人は
そこで本編に興味持つか持たないか。
ガールズ・ブック・メイカー(本編)という作品への
入り口にもなるかもしれない。
私はちょっと興味出たけど、
とりあえずグリム童話のお話はまだあと2本控えてるので、
そっちを追ってみようかなーと。
作中でレジスタと呼ばれる存在のグリムちゃん、
何だか悪だくみしてそうな雰囲気だし。
ガールズ・ブック・メイカー ~グリムと三人のお姫さま1~ 感想 総評
ガールズ・ブック・メイカー入門?には
ちょうどいい作品なのかなーという印象。
本編やった方はもちろんそうなんでしょうけど、
この作品だけやっても薄味なのは否めない。
今後の2作によっては見方が変わるかも。
声やキャラが好きなら楽しめる、
続編ありきの短編集のうちのひとつと考えると、
お値段的にも悪くはない。
まったく興味ない人には向かないかもしれないけど、
ガールズ・ブック・メイカーという作品が気になる方はいける口かも?
以上、ガールズ・ブック・メイカー ~グリムと三人のお姫さま1~の感想でした!
挿入画像 FANZA GAMES より引用
コメント