★★★★☆

ハッピーライヴ ショウアップ! 感想 レビュー

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ひとつの太陽を作り出す物語――

 

FAVORITE「ハッピーライヴ ショウアップ!」の感想、ご紹介です。

 

製品概要

  • タイトル:ハッピーライヴ ショウアップ!
  • ブランド:FAVORITE
  • 原画:ベコ太郎
  • SD原画:ミズタマ
  • シナリオ:尾之上咲太
  • ジャンル:絶対、夢を叶えてみせる!
         恋と青春のパフォーミングADV
  • 発売日:2021年5月28日

 

ハッピーライヴ ショウアップ! 感想

あらすじ

 

極寒の大国ラーシャの長い冬が終わり、春の風が吹き始めた頃――

ライカスク学園の2年生アキト・ユキハラはある日、往来で泣いている迷子を見つける。
偶然居合わせたソフィア・トゥーリナと一緒に、迷子の親を探すことになったアキト。
彼はその子を泣き止ませるために、魔法を使って見せた。

無事に親子を引き合わせた後、ソフィアはアキトに言った。

「私に、魔法を教えてくれませんか!?」
「私もあなたみたいになりたいんです!」

ソフィアに魔法を教えてくれる教室が見つかるまで、彼女の面倒を見ることになったアキト。
ライカスク公園で魔法の練習をしている時、二人は大道芸をやっているルー・マオに出会う。

「あたしと一緒にライヴをやろう!」

この国では大道芸のことを"ライヴ"と呼ぶ。
ルーの一言で、大道芸大会に一緒にエントリーすることになった二人。
果たして、三人は本番当日までにメンバーを集めることができるのか!?
そして、ソフィアは魔法を習得することができるのか!?

「ハッピーライヴ ショウアップ!」

これは、仲間たちと共にひとつの太陽を作り出す物語――

公式サイトより引用

ハッピーライヴ ショウアップ! オープニングムービー

 

ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

 

関わる人が違うとは言え、メーカーの前作が「さくら、もゆ。」だから自然とハードルは上がる。
人の好みは千差万別だから何とも言えない部分もあるのだけども。
泣きゲーが好き、萌えゲーが好き、色々ある。
まぁそういう部分を、「さくら、もゆ。」とは違った雰囲気で跳ね飛ばせる力を持った作品だと思う。
惜しい部分はもちろんあるのだけど。

 

「魔法」っていうものがある世界観だからファンタジー。
街の風景なんかもよく描き込まれてて良い感じ。
その「魔法」と主人公の関係性も気になる展開になってて良き良き。

 

シナリオ面ではプロローグをひとりのヒロインと集中的に構築して、
徐々に周りのヒロインズが登場して堀を埋めてく感じの構成は好き。
ただ、その時点でメインヒロインが誰かってのは明確に分かってしまうのはマイナスかも。
でも、そのマイナスを覆すシナリオ展開を期待することもできるよね。
ヒロインズも巨から貧まで取り揃えており、お好みのお一人を見つけられるのではないだろうか…ヘヘ。
マジで全員可愛いんですよ…ヘヘ。

 

ひとつのショウを作り上げるってしっかりした道筋があって、
その上で各ヒロインと色々と親交を深めていくのは説得力もあるし自然で良い流れ。

 

個人的には序盤の展開がピンクと水色のヒロインってのも、ちゃんと考えられてる感があって良いなと思う。
ありきたりのカラーの組み合わせだけど、そういうのがあるか無いかだけでも印象は変わるし。
日常もメンバーが揃ってからはフフッってなっちゃうくらいの面白いシーンなどはある。
もちろんヒロイン同士の絡みも多くて、和気あいあいで良い雰囲気。

 

全体的にはシナリオちょっと頑張ったキャラゲー的な印象を受けたかな。
シナリオ全振り、キャラ全振り、エロ全振り等、そういう属性ではないから、
振り切った作品をお探しの方には向かないかも。

 

CGについて

 

オリジナリティある世界観に、描き込まれた背景。
ヒロインズも可愛いし、クオリティは良い感じ。
公式に無い立ち絵の服装なんかもあったりで。
表情+の演出なども単純故に良い感じ。
イベント絵も多くて満腹。

 

BGMについて

場に合ったBGM且つクオリティも一定以上。
良いですね。

 

システムについて

色々と充実のシステム。
まず不便に思う事はないと思う。よくできてる。

 

こんな方におすすめ

  • ある程度の長尺シナリオで、儚さもある作品が好き。
  • 空気感が良いゲームを探している。
  • リアルよりファンタジー設定のある作品が好き。

以下、ネタバレあり。

 

ネタバレあり感想

 

大会での魔法のユニゾンで主人公の記憶を垣間見る展開は好き。
それを見た子がもう真のヒロイン確定よな…
ただ、それを機に、離れていこうとする展開も良き。

 

2ndOPのタイミング完璧過ぎか!
予算だなんだってどんどん演出が縮小していく流れもある中、
こういう期待通りの構成をしてくれて本当嬉しいよ。

 

良い感じの青春ファンタジーだったかなぁと思う。
しっかりとしたシナリオの上に喜怒哀楽が乗ってて、登場人物も魅力的でさ。
ただ、トゥルーは欲しかった。

 

以下、攻略順。

 

ソフィー

良いキャラしてんねこの子。w
掴みが巧いと言うか、嫌みが無くプラスの感情だけで序盤を見れるのは凄く良い事だと思う。
それに、主人公に対する好感度MAXだから、見てて嫌な部分も無いし。

 

ただ、勝手に秘密の特訓を始めてしまうあたり、フラグ乱立してて辛かった。

 

1章途中から流れで、2章は電車旅なのでその途中でヒロイン同士の絡みが多いのも良いね。
徹底的に奥手、内気なのが魅力になる良い例。
見ててイライラしないし、応援したくなる系だったかな。

 

1週目でこの子のルート入ったけど、全然何も考えてなかったのよね。
他の子たちがとても協力的なのが印象的だったかな。
特にペチカ辺りとか。

 

そういうわけで、何でこのルートに入ったか曖昧なままで進めたんだけど、
終盤はちょっとシリアス要素多めになっちゃった印象だったかなー。
でも、割りかし泣けたし良かったかなーと思う。
エピローグも良かったし、声色もちょっと変えてたの良かった。

 

ところで、マリーダって公式で紹介はあるけど、別にそこまで重要なキャラでは無かったよね…
いや、重要そうな感じはあるんだけど…
大人の都合で削られたシナリオとかあったのかと勘ぐってしまう。

 

ミヤビ

作品を語る上では大切な存在かな、と。
スットコドッコイ。

 

ラーシャの言葉が片言で、ヤポンの言葉は母国語でちゃんと話せるって差が面白いキャラ付けだったと思う。
ルーとの相性もばっちりで。

 

誰も好きじゃないって選択肢をノリで選んだらここに来てしまった。
2周目でソフィーミヤビもやっちゃうのは早いんじゃないかと思いつつ…

 

ここで「魔法」という壁があるのは良い設定だったなと思う。
まぁ、そうなるよね…いくら相手が可愛くても、自分の「信念」を簡単には曲げない主人公は良かったよ。

 

ただ、え?ここで終わるの?ってくらいにシナリオが適当過ぎて。
メインヒロインズからは格落ちするのは理解できるけど、もうちょっと描いて欲しかった。
先を見たくなる魅力的な展開だっただけにね。
だって、続きがあれば絶対に主人公の両親とか、そういう根本的な部分まで突っ込めるキャラ、展開だし。

 

カーチャ

お嬢様だけどポンコツ感が見え隠れするのが良いね。
性格もツンツンではなく気さくな感じで。
私的、声得ヒロイン。

 

カーチャが途中で一時離脱した際のアレは完全に主人公の落ち度でしょ。
なのに、カーチャが悪いようなことになってたのは残念。

 

主人公の「そもそも、カーチャのことが好きなのか?」って悩みの回想。
いや、お前好きじゃん!ってなったよね。w

 

電車に乗り遅れた際の、警察のおばちゃんの対応が素敵だった。
ペチカクラリスへの対応も仲間って感じがして良かった。

 

ホテルでのカーチャが主人公に抱き着いてる一枚絵、左手薬指にキラキラが描かれてるんよね…素敵。

 

割りとカーチャのお父さんとの絡みが多いけど、良いキャラしてんなぁと思う。
お父さんも亡くなったお母さんもカーチャもみんな良いじゃん、という感じのシナリオだったかな。
良い話だったんだけど、主人公の両親の話が置き去りになったのはマイナス。

 

ただ、全ルート通してもこの子だけめちゃくちゃ平和だった気がする。
そういう意味では評価◎です、今作のヒロインにおいては。

 

ルー

どちゃくそ可愛い。
八ッ橋しなもん、やっぱ良い声だねぇ。
ルーの声が飛びぬけて恐ろしいくらいにキャラと合っていて、キャスティング◎。

 

ただ、ド天然なのか空気が読めないとこもあって見ててイライラする人はいるのかも。
私的には、ド天然故に、受け入れの早さもこの子の魅力ではあると思うけど。

 

鬼ごっこでの「俺はルーのことを追いかけ始めた」から既に始まってたんだねぇ…良い表現。

 

ルート入ってからは案の定、鈍感・繊細だなぁと。
というか、非常識系?
そういうとこが可愛いんだけどね。

 

で、クラリスは全ルートで分かりやすい子だよね。
どこでも失恋を前面に出してる気がした。w
まぁ、そういうのも露骨に描いて青春なのかなって気はするけどさ。

 

途中まぁまぁシリアスな感じもあったけど、俯瞰すると明るくて良い話だった。
ただ、最後のCGは主人公がプレゼントした髪飾りを付けてたらもっと良かったのかも。

 

クラリス

キャラ被りをなくそうとすると、こういう方面になったりもするよねって感じの子。
負けヒロイン属性だけは抜群だった。
序盤は特に可もなく不可もなくな印象。

 

ルーと仲良しになったのはほっこりするよね。

 

で、ルート的には好きにならないと約束したのに云々かんぬんの、他ルートにはない相反する要素があって〇。
男性恐怖症って設定のクラリスが恋に恋して勘違い妄想を繰り広げる系だったのは意外だったけども。
戦争ってわけじゃないけど、ヒロイン間での気持ちのやり取りは青春を感じさせて良かった。

 

あとは特に印象にないです。

 

ペチカ

左利きなの、地味に良い。w
おバカなロリ先輩ってキャラ設定も良いね。

 

お子様な外見に対するコンプレックスからか、すぐに拗ねるのが可愛かった。
でもまぁ、本人からしたら大きな問題なんだよねって思うよね。

 

順番的には何も考えてなかったせいで、最後のキャラになった。
まぁ好きな感じだったし、いいかなと。
見た目ロリな癖に絶倫少女だし。w
白メッシュにパンクな感じと、特徴あるデザインだったよね。

 

クラリスは「ルー」に何と言えばいいか悩んでたけど
この子は「ソフィア」なんだね。
ルートによって他ヒロインとの関係性や恋愛模様も若干の変化が生まれるのは良かったな、と。
そういう中でも結局みんな仲良くてほっこりできるし。

 

そういえば、このルートだけ(?)雨降ってる場面があるんだよね。
何でもないことだけど、なんか印象的だった。

 

本番前にお揃いミサンガ付けて円陣なんて、この子だけやん!
演技的なところは全くもって関係してこなかったけど、こういう子ってリアルでも絶対に必要なんよね。
実働隊の中でのサポート役みたいなね。

 

エピローグの新衣装の一枚絵と、なんか短いおさげになった髪型に気絶した。
最後の大好き、ほんまかわえかった。ヘヘッ。

ハッピーライヴ ショウアップ! 感想 総評

 

プレイ時間:約30時間オススメ度:★★

物凄く良い!ってわけじゃないんだけど、無難な良さを発揮してる作品。
なので、割りと万人にオススメできちゃうかも。
もちろん不満が無いわけじゃないのだけど、もしその不満が解消されたら
その内容によっては名作になり得たかもしれないポテンシャルはあるかな、と。

 

シナリオにちゃんと軸があるからブレないのは強みになるし、
少しでもご興味あれば、まずは体験版を!

 

以上、ハッピーライヴ ショウアップ!の感想でした!

 

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挿入画像 FANZA GAMES より引用

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© エロゲは黄昏ない 2019