★★★☆☆

生命のスペア I was born for you 感想 レビュー

生命のスペア I was born for you
あなたが、生きて。

 

あかべぇそふとすりぃ「生命のスペア I was born for you」の感想、ご紹介です。

 

製品概要

  • タイトル:生命のスペア I was born for you
  • ブランド:あかべぇそふとすりぃ
  • 原画:秋空もみぢ
  • シナリオ:中島大河
  • ジャンル:大切な人のためのADV
  • 発売日:2016年8月26日

 

生命のスペア I was born for you 感想

あらすじ

 

夙川恵璃しゅくがわめぐりは、病を患っていた。
原因は未だ不明、治療法も確立していないそれは、
死に至る不治の病――『桜紋病』

唯一助かる可能性がある治療法は、心臓の移植のみ。
しかし、適合する心臓が見つかることは奇跡に等しい。
だからこそ、妹の璃亜りあが、デザイナーベイビーとして作られた。
姉の心臓の、スペアになるために。

難病に侵された姉と、彼女のために生まれた妹。
2人の家族を除いて、その秘密を知っているのは、
恵璃の友人である静峰竜次しずみねりゅうじだけ。

残された時間と、歪んだ覚悟。
それぞれの気持ちがすれ違う中、迎える結末とは――

公式サイトより引用

『生命のスペア』OPムービー

 

ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

 

タイトル時点で何かもう、悲壮感丸出しなド直球なBGM。
開始数分後には既に命に関わる話題になるので、これもド直球。
でも、そういう作品だからね。

 

桜紋病という病がある世界でのお話。
冒頭の回想で主人公の兄が桜紋病で亡くなってる描写があるから、
リアリティを感じさせるには十分。
ああ、それは死んじゃう病気なんだなって。

 

ただヒロインは病にかかってる割りには明るいから、
何か世界観自体はふわふわしてて不思議かも。

 

シナリオ的には奇をてらったようなものではなく
ド直球ド真ん中ストライク、です。
その分、好みが分かれるかも。

 

安易な奇跡なんて起きない中で描かれる、
それぞれの人物たちの架空だけどリアルな心の叫び。
そういうテーマ、内容が好きなら合うと思う。

 

あ、ヒロインの恵璃が割りと底抜けに明るい子だから、
重いテーマでもヒロインの可愛さはきちんと描かれてるのは良いポイント。

 

CGについて

 

キャラ絵は可愛いし良いクオリティ。
目パチあり。
メインの恵璃は性格、声、ばっちり。
全て含めて可愛く仕上がっております。

 

BGMについて

曲自体は割りと良い感じなのだけど、
人によっては音源がちょっと安っぽく聞こえるかも。

 

システムについて

バックログからのジャンプ無し。
セーブロードの画面はちょっと使いにくい。
それ以外は特に不便無しかな。

 

こんな方におすすめ

  • 良くも悪くも王道を味わいたい方。
  • 1本道の作品が好き。
  • 泣きゲーが好き。

以下、ネタバレあり。

 

ネタバレあり感想

 

何だか、主人公もデザイナーベビーなんじゃないかと
かなり早い段階で予想できるのがちょっとアレだったかな、と。

 

主人公と恵璃の関係性って、
病気の一点が無ければ曇りなき関係に見えるし、
逆にそれが無いと成立しない悲しい関係でもあるよね。

 

主人公もまさかの桜紋病。
からのOPへの流れは素敵だったと思う。
つまりは、兄に心臓を差し出しても意味はなかったんじゃないかと。

 

主人公と恵璃の家族との交流、
恵璃との交流を描いて、幸せな感じを演出する。
これは後に落とすためのブラフと分かってても、ほっこりする。

 

主人公も過去に璃亜と同じ立場になったからこそ、
このシナリオは成立するんだろうなぁと。

 

主人公が恵璃の家にすぐに溶け込んだのも、
生まれることがなかった「息子」が一家に居たから。
ビールを飲んだ恵璃父との会話ってのも良いね。
少し強引にも思えるけど、心情的には伝わるものはあった。
また、主人公が実父に「息子」扱いされなかった境遇もあって、
色々と考えると胸にくる話だったなって。

 

最終的に主人公も病で亡くなってしまうけど、
ある種の救いは得ていたのかなって。

 

後半はいつ発作が起きるか分からない綱渡りな感じも良かったかな。

 

発作が出て叫んでる演技、かなり悲痛だったね。
熱演は本来いい部分だけど、作品が作品なので
微妙な気持ちにさせられた。

 

淡々と最期に向かって話が進むもんだから
こちらも淡々と読んだのだけど、
最期に璃亜が来たとこからの一連はちょっと泣いた。

 

エピローグの成長した璃亜
恵璃の髪型に近い感じになってたのも良かったね。

 

ただ、最後まで主人公の父親の心情と
付き合ってたクソ女の真意は分からなくて、
そこがすっきりしなくてモヤってしまった。
まぁ、描かれた通りの人物像だったのかなって。

 

タイトルの「I was born for you」の部分。
「you」の対象が「姉」から「桜紋病患者たち」に意識が変わったのは良い演出だった。

生命のスペア I was born for you 感想 総評

プレイ時間:約12時間オススメ度:★★

奇跡なんて無い、架空の世界だけどリアルなお話。
命、家族についてのお話が大半を占めるから、そういうテーマが好きなら買い!
好みがはっきり分かれる作品だと思うけど、
好きな人はとことん好きなんじゃないかなぁ。
私は好きな作品。

 

以上、生命のスペア I was born for youの感想でした!

 

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挿入画像 FANZA GAMES より引用

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