どっちのiが好きですか？　感想　レビュー

私立豪傑館学園に通う２年生、辻堂忠臣（つじどうただおみ）は考える。 来年は受験も控えているため、彼女との夏休みの思い出を作るには今年こそがベスト。
だからこそ、彼女とどんな夏休みを過ごしたいか ――

“俺は……！！”

“たとえば誰もが憧れる姉さん女房肌の年上の女の子と付き合って、 さり気なく男を立ててくれる『一つ上の大人テイストな恋愛』を楽しんでみたいし、 逆にそんな女の子から男として認められ頼られる恋人関係にもロマンを感じる！”

“たとえばポジティブすぎるドＭな女の子と付き合って、 心の拠り所となることで甘え上手が加速していく様は想像するだけで可愛いし、 逆にはじめは頼りない彼女がイイ女へと成長していくのはテンションが上がる”

“たとえば穢れを知らぬお嬢様学校の女の子と付き合って、 ピュアな女の子が彼氏色に染まっていくのをそばで見てみたいし、 逆にピュアゆえに加減を知らない勢いで尽くしてくれる恋人生活は熱い！”

“たとえば気の強いドＳ系の女の子と付き合って、 オチャメないたずらにドキッとさせられる恋愛にもそそられるし、 逆にそんな女の子を彼氏の前だけでもデレデレさせて可愛がってみるのも捨てがたい！”

“俺は……全部味わいてぇーーッ！！”

だからもう一度――
“あなたは彼女ができたらリードしたい？　リードされたい？”

公式サイトより引用

私は見て分かるメイン扱いのヒロインは最後にやるタチなので、
攻略順は芽愛→ハンナ→摩耶→小柚子とした。
今作は特に推奨順は無いと思うので、
個人的には好きな子からで良いと思う。

上ノ山 芽愛（CV:飴川紫乃）

明るい性格のポンコツで、ドMのいじられキャラで、よく叫ぶ。

怖がってるのか怖がってないのか、
先輩にあたる摩耶に対しては何かと対抗するが、いつも遊ばれている。
そのやり取りがほほえましい。
芽愛いわく、ハンナが女神なら摩耶はウナギらしい…。

ルートに入ってからも基本は
可愛い・面白い・せっかくの良い雰囲気の時にギャグでオチが付くことがチラホラ。

（それまでのテンションに比べて）ちょっとシリアスに傾きかける瞬間はあるけど、
ほぼ一貫して芽愛の可愛さを堪能して終了。良きかな！

四谷・グレンジャー・ハンナ（CV:歩サラ）

外国から、お隣のお嬢様学校に転校してきたお嬢様で、時代劇が大好き。
忠臣蔵が特に好き、主人公の名前は忠臣…ってオイ。ｗ

とんでもない変装をしてラーメン屋や
ショッピングモールに現れるラーメン仲間。
ハンナと友人になりたくてハンナをストーカーしてた
サブヒロインの紫子も変人キャラで面白い。

ルートに入ってからも、もちろん可愛い。
ヒロイン4人それぞれ、作中のある通りをバックにした同じ構図の1枚絵があるんだけど、
その絵が一番4人の中で表情がデレっとしてて可愛いと感じた。

が、可愛い以上にはあまり特徴もないなぁなんて思ってたら、
話が他の子と違って最後にちょっと心温まる展開が待っていた。
エピローグの1枚絵は1番可愛いかも。
良きかな良きかな。

英 摩耶（CV:明羽杏子）

現生徒会長のドSちゃんで、くしゃみがかわいい。
すごーく口が悪いけど、そこもまたかわいい…。

個人的にこのルートのリードされるルートが1番好き。
これぐらい憎まれ口叩いてくれて、
でも素直になる時は素直になる…好き。

他ルートではリードする/されるどちらも
良くも悪くも甲乙つけがたい感じなんだけど、
摩耶ルートはリードされる方がキャラが活きてると感じた。

あと、この人とは実は幼い頃に一度会っていたようで。
それを踏まえると、パケヒロインは小柚子だけど、
このゲームの正史的なヒロインなのかも。

種村 小柚子（CV:花園めい）

モテまくる元生徒会長だけど、中身は実はポンコツ。
主人公の部屋の隣に引っ越してくる先輩。
よく叫び、多分全ヒロイン中、一番うるさいと思われる。

リードされるルートがとにかく良い。
話自体は他ルートに比べると平坦だけど、とにかく甘い。

パケヒロインだけど、内容はこの中で言うなら一番薄かった気が…。
ま、甘々を楽しむと言うか、目的はそういうことだからそれが1番！