★★★☆☆

神様のしっぽ ~干支神さまたちの恩返し~ 感想 レビュー【HAHA!】

神様のしっぽ
擬人化した干支神さまたちと過ごす、ほのぼのとした楽しい毎日…!

「神様のしっぽ ~干支神さまたちの恩返し~」、読み終わったので、今回はそれについてつらつらと。
12人+αのヒロインズ、干支を題材にしたお話ってことで、良いお話ならいいなぁと思いつつ。
さて、どうでしょうか。

あらすじ

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日本の片田舎に、十二支を祀る神社があった。
その神社の名前は、天部神社。
神様が見守る町――天部町。

そこに住む青年「天部 秋成」には、誰も知らない不思議な力があったのじゃ。
それは、動物の言葉を理解できるという力。
人一倍動物好きな彼はその力を使い、楽しい毎日を送っておった。

しかし、そんな日常はある日を境に一変する。
神社の倉庫で見つけた謎の石盤に何気なく宝珠をはめると、次々に異変が――。

神社から突如として消えた十二支像。
それと入れ代わるように現れた十二支の少女たち「干支神」さま。
ひょんなことから、そんな彼女たちと奇妙な共同生活を始めることに。

じゃが、秋成と彼女たちは"人"と"人ならざるもの"。
その関係に戸惑いながらも、動物好きな彼は少しずつ彼女らと仲良くなっていく。

二人だけだと広すぎた浅葱家の食卓。
そこをみんなで囲みたいという幼馴染「浅葱 蓮華」の願い。

人一倍『本物の家族』に強い思いを持つ秋成は、その言葉を聞き、
みんなと『家族』になりたいと決意するのであった。

もし、もしもじゃ。

十二支誕生のお話に続きがあったとしたら
万に一つの奇跡が起きて
十二の干支神が"人"の身体を持ったとしたら……
果たしてどんな日々になるのじゃろうな。

これは、そんな奇跡のような出来事を綴った物語。

さあ、幕開けの時じゃ。
十二支とのおとぎばなしのはじまり、はじまり――

公式サイトより引用


1stOPムービー


ヒロインについて

いっぱい居るので、今回はこんなご紹介形式で…!

ちづちづ(CV:分倍河原シホ)
子(ねずみ)の干支神さま。
悪戯好き。
はるかはるか(CV:古都ことり)
丑(うし)の干支神さま。
母乳担当。
あまねあまね(CV:水野七海)
寅(とら)の干支神さま。
生徒会長お嬢様。
みゆきみゆき(CV:雪村とあ)
卯(うさぎ)の干支神さま。
できるメイド担当。
ききょうききょう(CV:広深香菜)
辰(りゅう)の干支神さま。
学園長で、のじゃロリ。
れいこれいこ(CV:夢月やみ)
巳(へび)の干支神さま。
保険医で実験とお酒好き。
じゅんじゅん(CV:葵時緒)
午(うま)の干支神さま。
主人公の悪友ポジション。
走ることが大好き。
さゆりさゆり(CV:結城ほのか)
未(ひつじ)の干支神さま。
何がとは言わないが、陥没担当。
たかみたかみ(CV:野々原まどか)
申(さる)の干支神さま。
重度のオタク。
パロメタの宝庫。
みそらみそら(CV:風鈴みすず)
酉(とり)の干支神さま。
トリ頭なのに学園の教師。
あきらあきら(CV:あじ秋刀魚)
戌(いぬ)の干支神さま。
学園の生徒会副会長。
たかみとは犬猿の仲。
あんこあんこ(CV:八ッ橋きなこ)
亥(いのしし)の干支神さま。
猪突猛進そのまんまなロリ。
蓮華浅葱 蓮華(CV:花澤さくら)
主人公の幼馴染で、巫女。
お姉ちゃんポジション。

ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版で公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

最序盤は立ち絵のないキャラが多くて残念感が漂う。
まぁ上述の通り、ヒロイン多いから仕方ないですネ。

公式に「本作は序章を含め、全14章構成となっている」と書かれている通り、
一応全員の個別ルートも存在してます。
ただ、順番が選択肢ではなく、実際の干支の順番に進んでいく基本一本道の構成なので、序盤に気に入ったヒロインが干支の最後の方だと焦らされるかも。

まぁ12人+α、全員作ろうぜ!って意気込みは凄く評価できます。
が、やはりヒロインが多いという性質上、それぞれの物語も尺は短め。
ただ、シナリオのバラエティは豊富だし、何を描きたかったのかっていう部分は伝わってくるので、そういう意味では良いんじゃないかなと。

キャラデザもそれぞれの干支に因んで…というか、そうせざるを得ないんでしょうけど、個性があって良かったかと。

CGについて。
SD絵が素晴らしく可愛いなぁって。

神様のしっぽサンプル画像

でも背景CGがですね、結構な数が別ゲーからの使い回しがあったんですよね。
デザインが似てるとかじゃなく、完全な使い回しで、もちろん別メーカーのゲームから。
よくある事なのかはちょっと分からないけど、フルプライスの商業作品でこういうのはちょっと嫌かなぁと。
グラフィッカー見てみたら被りCGがある作品には関わってたりしてたので、まぁそういう事ですよね。

BGMについて。
光る楽曲もあったけど、全体的にはチープ感が漂う。
曲自体の問題ではないので、もうちょっと音源を良くするとか、MIXもうちょっと詰めてみるとかすれば良かったのでは。
もう少し頑張って欲しい。

システムについて。
バックログジャンプがあるので幸せ。
最低限は備わってるけど、演出で操作不能になる部分がある。
それが良いか悪いかはまた別問題です。

こんな方におすすめ

  • ヒロインがたくさんいるゲームが好き。
  • ある程度の長尺シナリオで、絆が深まる作品が好き。
  • 獣っ娘萌え!

以下、軽微なネタバレあり。

ネタバレ有り感想

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言ってしまえば、主人公の願いと干支神さまたちの願い、双方の願いが合わさる形で奇跡が起きて干支神さまたちは人間の体になるんですが。
その後の、願いの整合性と言うか、明らかに脚本がおかしい部分が多いんですよね。

特に食卓にみんなが集まるようになるまでのエピソード(共通ルート)。
話自体は上記の設定が無ければ良い流れだったんですよ。
徐々に家族として触れ合っていく感があって。

でも、上記のような設定がある時点で、奇跡が起きるほどの願いをお互いに持っていて、でも飯食う程度で嫌な顔をするのはおかしいだろうよと。
物語の終盤でちょっとした矛盾とかご都合主義が出てきちゃったりするのはまだ良いとしても(良くはないけど)、序盤でこれは酷いなぁと。
でも、↓の状態になると、一定の嬉しさはあるんだから不思議なものだ。

神様のしっぽサンプル画像

物語の構成としても、基本一本道でそれぞれの干支エピソードの終盤で枝分かれるというスタイルなのですが、
よりによって最後のトゥルールートで、それぞれの干支との個別で語られてた内容とほぼ同じような話が語られるんですよ、しかも全員分。
12人分の個別やってきて、最後にまた12人分の話されるのかよ!と。

だったらもう、いっそのこと完全な1本道にして、余計な要素を排除してしまった方が良かったのでは?
個別入る前に性的な行為はそれぞれしちゃうので、エロゲ的な要素もありつつ、1本道にして、そうすればシナリオの水増し感を軽減できたんじゃないかなと。

シナリオから感じ取れるメッセージ自体は良いんです。
魅せ方が下手くそなシナリオだったなぁって。

あとはタイトル演出。
クリアした干支が順々にタイトル画面に現れるっていう、まぁ演出としては好きなやつなんです。
ただ、トゥルー終わった後で、ある人物がタイトルに現れなかったのは致命的。
話の内容の締めはとても平和な終わりだったのに、タイトル戻ってガッカリするとは思わなかった。
今後、パッチでも良いので修正リリースして、そこが補完されて初めて物語が完結する気がする。

最も、そこのスクショがSNS等でアップされてしまえば致命的なネタバレにも繋がるので、難しい判断になるのは理解できる。
タイトル変化の演出を入れてる宿命と言っても良いかも。


総評

プレイ時間:約25時間オススメ度:★★★☆☆

作りたい料理も味付けも伝わるんだけど、いかんせん集めた材料が低品質で料理頑張ったけど、若干失敗したイメージの作品。
この辺、個々の感じ方もあるし、本当紙一重だとは思うんですけどね。

とまぁ、色々と書いてきましたが、干支と絡めて家族を題材にしたこと、12人+αものヒロインズに個別のお話を作ったこと、シナリオから感じるメッセージ、それらを形にした熱意は凄く良かった。
個人的にはトゥルールートがある作品って凄く好きなんです。
また、主人公の設定も物語の土台になっており、内容的にも感情に訴える部分もあったので良かった。

道中で色々あるけど、最後にはほっこりできるような、且つちょっと不思議な物語をお探しの方、どうですか?

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DL版

パッケージ版

挿入画像 DMM GAMES.R18 より引用

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