ニュートンと林檎の樹 感想 レビュー【小鳥さえずる丘の子】

ニュートンと林檎の樹 ★★★☆☆
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難しいことはあまり考えない!

Laplacian「ニュートンと林檎の樹」の感想、ご紹介です。

  • タイトル:ニュートンと林檎の樹
  • ブランド:Laplacian
  • 原画:ベコ太郎 / ぺれっと / 霜降
  • SD原画:霜降
  • シナリオ:緒乃ワサビ
  • ジャンル:コミカル・タイムトラベルADV
  • 発売日:2017年5月26日

ニュートンと林檎の樹 感想

あらすじ

主人公・朝永修二あさながしゅうじと幼馴染の一二三四五うたかねよつこは、
行方不明になった修二の祖父を追ううち、
ひょんなことからタイムスリップしてしまう。

その先にいた一人の少女。

彼女こそが、後の世に語り継がれる近代科学の父
アイザック・ニュートンその人だった!
ニュートンは、ちっぱい美少女だったのだ!

そうとは知らず、彼女の目の前で林檎の樹を派手になぎ倒してしまう修二。

「今…何か、とてつもなく重要なことを思いつきそうだったんだぞ!!」

なんと二人がタイムスリップした瞬間は、
ニュートンが万有引力を思いつくその瞬間だったのだ!

こうして、修二の浅はかな行動から、世紀の大発見は消失した。
その上、まるでドミノ倒しのようにどんどん変わっていってしまう重要な歴史。

時は17世紀!
舞台はイギリスの名門、10の橋が架かったテンブリッジ大学!
修二は果たして、歴史を修正し、現代に帰ることができるのか!

Laplacianが送る
"大いに笑って少しホロリ"な
タイムトラベルアドベンチャー!

公式サイトより引用

【ニュートンと林檎の樹】オープニングテーマ『風の唄』

ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

本当に難しいことは何も考えないタイムトラベル物。
なので、設定の矛盾とか気にしちゃう、
シビアな要素を求めるならこの作品は合わない。
ギャグも人を選ぶ要素ではあるんだけど、
軽いノリで読める作品が好きなら大丈夫かなと。

公式がどういう意味で
「難しいことはあまり考えない!」
なんて言ったのかは不明だけど、
仮に設定の粗とか目を瞑ってね!って
意味もあったのだとしたら、それはそれで…。

シナリオについては、本当にあらすじの通りで。
その過程で、それぞれのヒロインとの関係性、
ヒロイン同士の関係性とか、そういう事が描写される、まぁ特に捻りは無い感じ。

ヒロインズはみんな個性豊かで可愛いと思う。
このメーカー独特のキャラムービーというものがあるのだけど、
結構尖ったことしてるなぁって印象。

これのお陰で特にシナリオに捻りがなくても楽しめる。
他とちょっと違った演出を楽しみたいなーって方には合うかも。

CGについて

作画崩壊ってほどでもないけど、
ちょいちょい怪しい部分はあったかも。
でも、そこまで覚えてないので
気にならなかったんだと思う。w
キャラデザは良いと思う。

BGMについて

可もなく不可もなく。
印象的なBGMは無かったように思う。
オープニングテーマ『風の唄』は好き。

システムについて

ちょっとUIの
メインテキストの文字が小さいかも。

  • 独特の演出があるゲームを探している。
  • 史実に架空を入れた空想ものが好き。
  • 変人で可愛い子が居るゲームは好きだ。

以下、ネタバレあり。

ネタバレあり感想

物語の構成が良かったかな、と。
まず、このゲーム、途中下車の形式と
選択フラグの形式と混ざってる。

で、普通、話の中心と
関係なさそうなキャラから消化されていくと思うの。
こういう、途中下車形式のやつって。

アリスがいわゆるトゥルー的な立場なのは予想できるとして。

まず、一緒に過去に来てしまった
「幼馴染」が最初の途中下車の分岐で。
言葉だけでも「幼馴染」要素があったら
大切な話になりそうなのに、核心には触れず。
四五はむしろ、自身のルートよりも
長い物語の中で魅力が出る感じだったかと。

次はちょっとだけ泣き系のラビ
シナリオ上は後の展開に影響を与えるお話。
ここまでは絶対に通る感じで。

次は
次はメイド

みたいな。
まぁ私が分岐フラグは必ず出た順にやったので、
構成が良かったと思っただけなのかもしれないけども。

アリスがニュートンだったり、
他にも意外なヒロインが史実のそういう設定を持っていたり、
その辺はきちんとシナリオに絡めてるんで、それは良かったかなーと。

で、どうしても気になる事があるのです。
エミー・フェルトン(CV:春乃いろは)という子が居るんですよ。
個人的には一番好きな子なんですよ。
↑でメイドって書いた子なんですけどね。

メイドめっちゃかわええやん。
メイドが作った服みんな可愛いやん。
現代に例えるなら、やはりメイドが一番かわいいやん。
…真面目に大切な設定持ってる子でした。

でもね、彼女はどうやらサブ扱いされてるようなんだ…
公式のギャラリーに画像無いし…
ビジュアルガイドブックで他の4人は
1ページ使って紹介されてるのに、
メイドはその他大勢みたいなアレだし…

ルートだってキャラムービーだってあるのに、
ボケなんだか突っ込みなんだか分からない、
その場のテンションで面白い事言ってくれるのに…まぁいいけど。

エミー・フェルトン(CV:春乃いろは)

という感じで、キャラは可愛いし、
演出も好みだったし、個人的にはまぁまぁ満足でした。

ニュートンと林檎の樹 感想 総評

プレイ時間:約13時間 / オススメ度:★★★☆☆

軽いノリでギャグもあって、
シナリオもまぁそれなりのゲームやりたいなーって思ったら
多分コレもオススメできるかなって作品。
ビジュアルガイドブックのpdf版も公式で落とせるので、
ゲームだけじゃなく、色々と見て楽しみたい人にもオススメ。

以上、ニュートンと林檎の樹の感想でした!

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挿入画像 FANZA GAMES / 公式サイト より引用

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