推しのラブより恋のラブ　感想　レビュー【明るい百合ゲー】

『私がまだ子供のころに憧れていたわくわくするような恋の物語。
その物語の中では、宇宙からやってきた女の子が地球人の男の子にたくさんの大きな愛を叫んでいた。
でもまさか、十数年たった今、こんな配役で物語が実現するなんて思ってもみなかった……』

ソシャゲのガチャに大金を投入しつつも、推しは絶対引けない不運なオタクOL・『速星 あくる』。
そんなあくるの前に突然現れた、ガチャ運最強ギャル・『古館 恋』。

ひょんな勘違いから求婚した事になってしまったあくるは恋からの恋の猛アタックを受け、
さらには推しを引くため同居？同衾！？することに！？
ギャルで百合な恋の存在は、あくるにとってまさに宇宙人！

推しを追いかけたいあくると、あくるを捕まえたい恋……
二人の距離が縮まる日はくるのか―！？

ドタバタ王道百合コメディ、ここに誕生！

公式サイトより引用

基本、恋の好き好きパワー全開の押しと、
たじたじになるあくるという構図だったね。
途中でほんの少しだけシリアスになりかけるが、
大筋では明るいお話。
ドタバタ王道百合コメディと記載はあるが、
コメディとして笑うポイントはそんなに無かった。

ただ、これまで別の世界に生きてきた二人が
仲良くなっていく過程は良かったし、
あくるを支える物分かりの良い同僚（志乃）の存在も
物語に必要な存在だったので、無駄が無くて良い。

あくまでも百合ゲーという前提を受け入れていて、
そんな3人の人間関係をニヨニヨしながら眺められるか、
受け付けないかで本作を楽しめるかどうかが決まってくると思う。

ちなみに男性の登場人物は皆無な点は評価したい。
恋の父親だけ話には出てくるけど。

ところで、あくると志乃を見てると、
何だか某G〇Oのレ〇とフカ〇郎を思い出すのは気のせいだろうか…？
ビジュアル的にもテンション的にも…

話の尺的にはすごく短い。
アペンドの後日談含めて3時間強くらい。
でもまぁロープラだし、内容には満足できた。
タイトルも深い意味ではないけど、
ああそういう意味だったのねって分かる感じで。

エクストラに主役のお二方のコメントが付いてるのも良かった。
もちろん文字じゃなくて、音声で！
最後、アペンドの〆をOP曲で終わらせたのも良きかな！