★★★☆☆

Secret Agent~騎士学園の忍びなるもの~ 感想 レビュー

その恋心、忍びがたき――

今回は「Secret Agent~騎士学園の忍びなるもの~」です。
キャッチフレーズが秀逸。
色々とごちゃまぜ設定な本作ですが、さてどうでしょうか。

あらすじ

+ クリック or タップで展開

主人公、御影迅の家は
江戸時代から国防を担う忍者の末裔であり、
そこで生まれ育った迅は、
秘密諜報部員である母親の後を継ぐべく、
修行中の忍者の卵である。

そんな彼に世間を騒がせる
通称「蝙蝠事件」の解決のため、
冬華学園への潜入捜査が命じられる。

相棒のAIであるモモカとともに
学園への潜入を果たした迅は、
クラスメイトのカノン・メイフィールド、
騎士である白鐘神楽や団長である蓮城寺舞、
後輩である雨ノ森ゆいたちと仲を深めつつ、
怪しまれることなく任務をこなしていた。

しかし、あるハプニングによりカノンに迅の正体がバレてしまう。
正体がバレることは任務の失敗を意味していたが、
「私を、忍者にしてくださいっ!!」
迅の正体を誰にも言わない代わりに、
忍者にしてほしいとお願いされることに!

はたして迅は無事任務を
達成する事ができるであろうか。

公式サイトより引用


『Secret Agent~騎士学園の忍びなるもの~』OPムービー


ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

AIやらARやらが発展している学園都市が舞台で、近未来感があって素敵。
そこに忍者とか、そのミスマッチ感は個人的には◎。

主人公は組織の忍者として、様々な事件を起こす「蝙蝠」を追う立場。
任務の一環で学園都市へ潜入し、ヒロインズと出会う。
性格的には鈍感系とか、興味ありありの童貞系でもなく、純粋に恋を知らない感じの設定。
それ故か、そういう方面で気持ち悪い発言はほぼほぼ無いので安心できる。

シナリオは舞台設定の複雑さ故に共通以降はとっちらかった感があった。
うまく設定を落とし込みきれなかった印象。

バトル描写は紙芝居ながら結構頑張ってたかも。
SEの初期設定が割りと爆音なのはこの辺のことも関係しているかも。

それ以外でも結構演出頑張ってるなぁと感じる。
プレイヤーの目を飽きさせないような配慮が見える。

CGについて。
ARの描写がある街中とか学園とか、割りと綺麗で好き。
キャラ絵もSD絵も可愛いし、良いクオリティ。

BGMについて。
良いと思う。
割りと気を遣ったんじゃないかな。

システムについて。
初期設定だとSEが爆音になってる。
調整はもちろんできるし、ボイスパンもお好みで。
必要十分。

こんな方におすすめ

  • 緩く事件の謎を追う展開が好き。
  • キャラが可愛ければ色々と許せちゃう。
  • おっぱい!

以下、個別ネタバレあり。

ネタバレあり感想

+ クリック or タップで展開

共通については世界観と各ヒロインとのちょっとしたエピソード。
AIさんに聞いてみようのコーナー自体は面白いし可愛いけど、
場違いなテンションで絶妙にテンポ感を殺しにくるので、差し込むならもう少し違う形で差し込んで欲しかった。
大体OHPで公開されてるし…。
以下、攻略順。

白鐘 神楽(CV:風音)

白鐘 神楽(CV:風音)

かっこいい系ヒロイン。
なんだけど、可愛いもの好きなギャップ萌え。

神楽との特訓、これは主人公が強いことが伝わる。
手加減しつつ神楽と楽に渡り合うんだから。

ただ、これは全体的に言えることなんだけど、
主人公は忍者であることを秘匿しなければいけない、
何かあった時にすぐに全力が出せないという縛りがあるから
ヒロインが余計にピンチに陥ってしまう悪循環が気になる。

特訓と称して戦い交流していく二人の恋愛模様がいじらしくてかわいい。
30分も前から二人とも待ち合わせ場所に来る展開も初々しくて好き!
からの告白。もうね、好き!

嘘が嫌いと言う神楽と、少なからず嘘をついている主人公。
その対比も良かった。

事の顛末についてはルート内で解決せず…
何とも中途半端な印象に終わってしまった。
恋愛模様がいじらしく、良い感じだったのにもったいない。

でも、ヒロイン属性と、主人公の性格が絡み合って、
単なる恋愛としてみた場合は、とてもドキドキするルートだった。
アフターも幸せそうで何より。

でも事件解決してないからな!爆発しろ!
(うまく設定活かしきれてないですよ)

蓮城寺 舞(CV:遠野そよぎ)

蓮城寺 舞(CV:遠野そよぎ)

ルート入って冒頭の主人公とのやり取りで、
やはりは一筋縄ではいかない人物だと意識付けるシナリオの入りが素敵。

九鬼先生とのデュエルはお互いの正義のぶつかり合いで、でも決して相容れない感じでもなくて。
それはこのルートの核を体現しているような内容だった。
作品における騎士道というものと、対して忍者の結果がすべてと言う対比も良い。
まぁ結果がすべてと言いつつ、正体は秘匿しなきゃいけない忍者は不便だねぇ。

団長解任後の流れは、この人の人望を物語っていて、
主人公の性格もあって読んでいて心地よかった。
一度は敗れたけど、仲間と共に立ち上がる、割りと王道的な展開。

このルートの恋模様も良かった。
の振る舞いも相まって、ふぉおおおおおお!ってなってしまった。
でも、初Rシーンで野外なのに全裸まで剥くのってどうなんすかw

蝙蝠についてはやはり曖昧なまま終わるのがちょっと×。
ただ、ヒロインとの交流や九鬼先生との交流、変化においては良いシナリオだった。
母性溢れるさん、好き。

雨ノ森 ゆい(CV:くすはらゆい)

雨ノ森 ゆい(CV:くすはらゆい)

りせゆいと主人公と。
ついでにモモカと。
その関係性の中でのゆいが可愛い。
バカ~!とかアホ~!とか普通に言っちゃうとことか。

最初は見事なまでに主人公とゆいがすれ違ってるけど、それも面白い。
このルートが一番キャラゲとしての側面も大きい気がする。
なんせね…ゆいが…可愛い…うへへぇ。

りせハート、いつもより出張ってる気がするモモカこのは、人が多くて他ルートより騒々しいルート。
個別に入ってもある程度きちんと他ヒロインやサブの描写もあるの良いよね。
特にモモカはこのルートが一番人間味溢れてて良かった。

ただ、ゆいりせの設定上、AI関係や上級院、姉妹の何かの話になるのは分かるんだけど、
それにしてもド直球過ぎたかなぁって。
りせの研究にしても、モモカが既に答えになっているような感じだし、
AI達の歴史の時系列や技術の進歩の具合がよく分からない。
蝙蝠の話の真相はここでも置いてけぼりだったし。

それにしても、ゆいの口で絶頂するって性癖がたまらんです。
アフターの姉妹入れ替えはようやくやってくれたか!待ってた!って感じだった。

個人的にはこの子の話だけでも買い。

カノン・メイフィールド(CV:月野きいろ)

カノン・メイフィールド(CV:月野きいろ)

どこからどう見てもメインなので、最後に。
いつも明るくて積極的で可愛い子だなぁ。
どんな時もポジティブで元気なカノンを堪能するシナリオだった。

他ルートでは完全にログアウトしたアルフレッドが戻ってきたのは良い展開。
ただ、再登場したアルフレッドがどのような経緯で組織に協力するようになったか語られないのが残念。
そこにひとつエピソードでも加えてあげれば、もう少し組織についても掘り下げが出来たかもしれない。
組織についての掘り下げがあれば、もう少し忍者という設定の核の掘り下げも出来たかもしれない。
(うまく設定活かしきれてないですよ)

結果、このルートでも真相は語られないけど、
真相解放は4ルートクリア後なのでクリア順は気にしなくてOK。

・トゥルー

誰と結ばれたか分からない時空が真相になるのは残念。
ただ、その分、主人公を呼ぶ声が4人だったのは良い演出だったかなぁと。
彼女って誰?って話だけど。w

黒幕については今まで登場してないキャラを突然出して
黒幕にするよりは良い展開だったかな、と。
しかし「蝙蝠」として暗躍した動機がちょっとチープ。
このキャラももう少し掘り下げがあって、実は主人公の組織と関係もあって…
とかあれば、まだ動機に共感できるような部分が出てきたかもしれない。
正義感を煽られたアルフレッドの方が直球で分かりやすかった。


総評

プレイ時間:約18時間オススメ度:★★★☆☆

用意された素材・設定はとても良いと思うけど、落とし込みがうまくいかなかった。
そんな印象を受ける作品で、面白くできる要素はもっとあったはず。
とは言え、個人的には十分楽しませてもらった。良いキャラゲー。

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パッケージ版

挿入画像 DMM GAMES.R18 より引用

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