千の刃濤、桃花染の皇姫 感想 レビュー【PS4版もあるよ】

千の刃濤、桃花染の皇姫★★★★☆
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歴史の果てまで、貫く忠義。

今回は「千の刃濤、桃花染の皇姫」のPC版プレイ感想をば。
世界観が完成された作品で、アニメ化したら見ちゃいそうな作品ですね。
ちなみに、 萌えゲーアワード2016 グラフィック賞 受賞作品です。
さて、どうでしょうか。

FDである花あかりの感想はこちら。
本編後にどうぞ!

あらすじ

安寧の日々は灰燼に帰した──

黎明から二千年、一系の皇帝により統治されてきた皇国は夷狄いてきの手に落ちた。
当たり前だったものが、次々と崩れていく毎日。
時代の奔流に弄ばれながらも、人々は逞しく未来を探し続ける。

たった一人残された帝位継承者《宮国朱璃》は力を求めいていた。
仇敵を排除し、この国を取り戻さなくてはならない。
過去を失った武人《鴇田宗仁》は主を求めていた。
鍛え上げられた白刃は、忠義のために振るわれねばならない。

その日、
運命に導かれ、二人は出会う。
往く先にあるのは失意か祝福か、答えを知る者はどこにもいない。

公式サイトより引用

PV第二弾

千の刃濤、桃花染の皇姫 PV第二弾

ヒロインについて

下記、ヒロインについては私の攻略順でのご紹介となります。

稲生 滸(CV:波奈束風景)

稲生 滸

戦後、主人公の面倒を見てきた存在。
主人公の記憶喪失の話を考えると、幼馴染的なポジションなのかも。
最初から主人公に対する好感度MAXな子。
設定はメインヒロインなんだけどなぁ…
カッコイイ系のヒロイン。

鴇田 奏海(CV:猫村ゆき)

鴇田 奏海

主人公の義妹だが、主人公には記憶がない。
戦後すぐに即位した仮初の皇帝。
お義兄さま命。
数字的にちっぱいの癖に、何だか妙にそそる。w

エルザ・ヴァレンタイン(CV:奏雨)

エルザ・ヴァレンタイン

学院の生徒会長。
敵国のトップの娘だけど、自分の考えを持って行動している様子が見て取れる。
現代風に言うと、外国人の女の子。
お嬢様系に近いかも。
金髪碧眼…いいよね。

椎葉 古杜音(CV;小鳥居夕花)

椎葉 古杜音

えらーい巫女さん(に就任する)。
声もビジュアルにぴったりで、底抜けに明るいマスコット的な感じかも。
アホ可愛い担当。
だけど、実は結構重要な子。

宮国 朱璃(CV:遥そら)

宮国 朱璃

そこに居るべくして居る、色んな意味で強いヒロイン。
過去の敗戦の際、主人公に助けられている。
正統なる帝位継承者らしいキリっとした一面と、年相応の少女らしい一面を合わせ持つ。
とりあえず可愛い。

ネタバレ無し感想

※あらすじ・体験版で公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

本作では、ヒロインのルート選択が「本筋からの分岐」という形になっているので、
別にグランドルートに入るのに全ヒロインのルートを見る等の条件はありません。(多分)
物語の進行上、ルート分岐は固定されているので、最初にグランドエンドまで見てから個別ルートを楽しむか、
個別ルートを楽しんでからグランドエンドに行くかはプレイヤー次第です。

で、作品の内容ですけども。
一言で言えば、和洋折衷神代戦争バトルもの。
日常系の作品ではなく、世界観が完成されていて、且つ、その世界観に入り込めるかどうかが楽しめるかどうかのポイント。
和風でありながら現代風、且つノスタルジックな世界観。
どこか古い時代の雰囲気もありつつ、タブレット等の現代の文化もあり、且つ西洋風の文化もあるので、世界観的には割りと複雑かと。
でも、その世界観に入り込むことができれば、間違いなく楽しめる一作かと。

ちなみに主人公ボイスありだけど、設定で消せるので問題無し。
Hシーンではボイスオフになるので、そういう点でも、普段は主人公ボイスオンにしてても問題ないかな、と。
と言うか、本作の場合は主人公ボイスオンにしてた方が作品に入り込めるかと。

ヒロインズはみんな可愛いというか、それぞれに不思議な魅力がある面々になってます。
ヒロインズ同士の関係性も物語の世界観とマッチしていて良いし、それぞれにちゃんと役割がある。
サブキャラも癖のあるキャラが多いけど、邪魔にならない、いい塩梅でいい味出してます。

で、そのサブキャラの中でも渋い男キャラも熱いのが本作。
ジャンル的にエロゲでありながら、渋い男キャラ同士の掛け合いにも魅力があるのは、純粋にシナリオが良い作品だからなんじゃないかなと。

ヒロイン個別に入ると、もちろん本筋とは外れるのだけど、それぞれのヒロインでそれぞれのお話が語られるのは、当たり前なんだけど、きちんとしてるなぁと思う良ポイント。
反面、本筋に対する消化不良な点が出てくるのも宿命的。
個別については、そのヒロインを気に入ったかどうかで評価が変わりそう。

あくまでも、本作はグランドエンドを読んで、どう物語を評価するかで個人の満足度は変わる作品。
これからプレイしようかなって方は、是非とも、グランドエンドまで読み進めて欲しい作品。

個人的には泣きポイントもあったので、深夜にお酒を飲みながらオイオイする方には合ってるかな、と。w

CGについて。
いいですね、独特な画風もあり、且つ綺麗。
演出も良い。けど、一部ちょっと見慣れた素材が多いなって印象。
血飛沫とか、衝撃とか、爆発なんかはね。
素材が有名過ぎるんですよね、ちょっとでもそっちの方面齧った人間にとっては。
だから一部であっても、目立つ。
そのまま使うんじゃなくて、もうちょっとこう、加工とかしてほしかったなって思います。
でも、大方かっこいいので良いと思います。
2020年3月現在、3年半くらい前の作品だけど、他と違う演出を、ただの「紙芝居」にならないようにと、そういう努力は素晴らしいですよネ。

BGMについて。
世界観に溶け込めるような、そんな音楽。良い。
ボーカル曲はどれも(音的にも)世界観に合っていて素晴らしい。好き。
環境音も良き。

システムについて。
コンフィグ画面はちょっとごみごみしてて見難い。
でも、バックログジャンプがあるので幸せです。

以下、軽微なネタバレ有り。

ネタバレ有り感想

純粋にルートを追うならば、【滸→奏海→エルザ→古杜音→朱璃】の順になる。
ただ、個別ルートの順序に限らず、最後の朱璃ルートに入っても、ヒロインズそれぞれ活躍の場があるのは良かった。
特には最初に分岐があるが、最後まで活きる良いヒロインだった。

序盤から中盤にかけて、臨海学校のお話があるんだけど、
この世界観でやられると、何故か新鮮味があって不思議w
というか臨海学校のお話素晴らしい。素晴らしい。水着!!
まぁ、つかの間の日常ということにもなるのですが。
ジャンル的に結局はみんな脱ぐんですが、水着ってイイデスヨネ。

個人的に特筆すべきは、悪者のように描かれる(実は違うんだけど)おっさんキャラたちの活躍。
こういう描写がある時点で、シナリオしっかり練ってるんだなって思えるし、そう思えるくらいには重い気持ちを各キャラが抱えている。
とあるおっさんが死ぬときに、他の既に死んだおっさんも登場して、その2人が並んでるだけでジーンとくる。
これ…エロゲなんだぜ…?

物語の中の時の流れも良くて、四季を一巡する。
春夏秋冬、それぞれの描写があるのって、やっぱり良いよねって思う。

共通ではツンツンしてても、個別に行くと急にデレるヒロインがいるのも良い。
そういう女の子の可愛さ、変化もきちんと描いているのは良ポイント。

ただ、結末がちょっとアレかな?とは思うのも事実。
主人公が超人的な強さを発揮するのはまだ良いんだけど、
そこを超えて結局は【神 VS 神】みたいになっちゃったので、ご都合ENDって事になるのだろうか。
まぁ、ハッピーエンド好きなので全然受け入れられたんですけどね。

グランドエンドのエンドロールでは、その後、ヒロインズがどういう生活を送っているか示唆するような、線画風のCGが表示されたのは良かった。

ちなみに、ヒロインズ、サブヒロインズにもアフターがあります。
これも読むの楽しかった。
サブヒロインであまり登場機会が無かった子はアフターで他より長く語ってくれた点も見逃せない。

総評

プレイ時間:約25時間オススメ度:★★★★☆

シナリオ・CG・音楽・演出、全て高い次元でまとまっている。
2020年3月現在、3年半前の作品とは思えない程。
現代とはちょっと世界観が異なるけど、ゲームならではの世界観。
この世界の住人たちが、エンド後も楽しく暮らせればいいなって思えた一作。
文明レベルは現代と同じくらいの、でも少し不思議な和風な世界観で繰り広げられる戦争・バトルもの。
そういう物語にピンときた方は、是非プレイしてみてはどうでしょうか?

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挿入画像 DMM GAMES.R18 より引用

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