
ぐみそふとの「天気雨」の感想、ご紹介です。
製品概要
- タイトル:天気雨
- ブランド:ぐみそふと
- 原画:柚夏 / 吉沢メガネ
- シナリオ:花散さと / 谷一withSTORIA
- ジャンル:ハートフルけもみみアドベンチャー
- 発売日:2015年8月28日
可愛いケモミミ2人が出ることは分かるし、
夏、田舎と来たらもう良いゲームじゃないですかやだー。
というわけで、さてどうでしょうか。
天気雨 感想
あらすじ
晴れやかな夏休み――。
祖父が体調を崩したとの連絡を受けた。
俺は若干のめんどくささを感じながらも、忙しい両親に代わり、
一人息子である自分が、爺さんを手伝うため、祖父母の家に泊まりに来ていた。幸いにも祖父の容態は大したことはなく、ひさしぶりに再会した祖母と
ゆっくりとした時間を過ごしていた。
そんな中、ここの自然はもう少しでなくなるのだと婆さんは言う。
この場所の後継ぎがいなくなると、都市開発のため取り壊されてしまうそうだ。
その時は「まぁそれも時代の流れか」そう思っていた――。揺れる風鈴の音を頼りに縁側へと赴くとそこは、
静かで緑が気持ちの良い場所だった。
夏にもかかわらず風は涼しく澄んでいて、耳を澄ませば葉が擦れる心地のいい音。「風が……心地いいですよね」
気づけば隣にはやわらかな日差しに包まれた小さな女の子の姿。
そしてなびかせる綺麗な髪は、立派に山を作り、耳を作っていた――。俺は……目の前でほほ笑む少女とその自然の囁きに、いつの間にか魅了されていた。
無邪気で好奇心旺盛な白狐と世話焼きでおとなしい狐。
こうして俺たちの小さな恋物語は始まった。
公式サイトより引用
天気雨 デモムービー
ネタバレ無し感想
※あらすじや体験版などで公開されている範囲はネタバレでないという認識です※
夏の田舎まったりもの。
共通まではまぁ簡単な物語はあるが、
ルートに入るとほぼイチャコラするだけ。
そういうのが好きで、ケモミミ推しならあり。
逆に言えば変なシリアスは無いから、
安心して楽しめる作品とも言える。
姉妹でキャラ分けが
ちゃんと出来ているのも◎。
OP曲はとても爽やかで
作中舞台と雰囲気にマッチしてる。
OP自体も可愛く作られており、そこは良かった。
基本BGMはループを考えずに作られているので、
頭に戻る時に数秒無音になる。
演出上、無音になる部分もあるので
タイミングによっては紛らわしかった。
キャラを愛すべきゲームで
音に気を取られるのは個人的には
駄目だなぁと思ってしまうので。
E-mote搭載なので、
耳や尻尾が動いてるのは
「らしさ」が出てて良かった。
CGについて
キャラは可愛いんだけど、
背景のクオリティが
一定では無かったように思う。
BGMについて
特に耳に残ることはないが、
無難な感じだと思う。
システムについて
シーンジャンプが無いのが不便。
E-moteが間違いなく特徴だけど、
使いきれてない感じも受けた。
こんな方におすすめ
- 獣っ娘萌え!
- E-moteで良いのを探している。
- キャラが可愛ければ色々と許せちゃう。
以下、ネタバレ有り。
ネタバレ有り感想
シナリオについては、
期待してなかったし
その通りだったと思う。
ただ、キャラゲーだと割り切っても、
何か一山は欲しかった。
川遊びや釣り、山菜取りや花火など
可愛い獣っ娘と一緒に楽しむという意味合いでは良いんだけど、
シナリオ的な流れではなく、ただのイベント的な流れだし。
可愛いのはとても良い事なんだけど、
そればっかりじゃ印象に残らないんだよね。
狐(狐アフター)→白(白アフター)の順に読んだけど、
どっちでも結末は同じってのもねぇ。
ED曲に関して、
ちょっとそこまでの空気感を
壊すような気がした。
主な原因はこの曲に限って
ドラムがうるさいこと。
あとは白のアフターシナリオの、
とあるシーンで流れる楽曲。
基本インストなのだが、
何故かボーカルのハモリが入っている…
何故更にマイナスワンした
MIX用意を出来なかったのか。
意図した演出なのか謎。
こじつけ感はあるが、
最後までやるとタイトル回収できるのは良かった。
狐の嫁入り、天気雨ってね。
天気雨 感想 総評
プレイ時間:約10時間 | オススメ度:★★☆☆☆ |
ケモミミが可愛い、田舎気分が味わえる。
E-moteだから視覚的にも楽しいは楽しい。
何も考えず、ただキャラを愛でれば良い!
そういう作品が好きならぜひぜひ。
以上、天気雨の感想記事でした!
挿入画像 公式サイト より引用