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鍵を隠したカゴのトリ 感想 レビュー

鍵を隠したカゴのトリ
――あなたの罪と、私は眠る――

 

「鍵を隠したカゴのトリ」の感想です。

 

製品概要

作品概要
タイトル:鍵を隠したカゴのトリ
                 -Bird in cage hiding the key-
ブランド:Cabbit
原画:ゆき恵 / さえき北都
SD原画:ひなた睦月
シナリオ:御厨みくり
発売日:2020年09月25日

 

あらすじ

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街で起きた殺人事件。

主人公・川蝉陽太の恩人でもある少女・孔雀石透子は殺人容疑で逮捕され、
自身が犯した殺害を供述する。

しかし、透子は証拠不十分で釈放――
周囲はそれを許さず、透子を大きな洋館に幽閉してしまう。

祖母がいなくなり一人暮らしとなった陽太は、透子と共に洋館で暮らすことを決意する。
そして、透子とは仲のいい少女・青葉梟みおん、クラス委員長の燕沢夜、
クラスの変わり者・瑞葉伊鶴も加わり5人での共同生活が始まる。

料理を作ったり、連絡を取り合ったり、他愛もない会話や喧嘩をしたり、
そんな生活を陽太は楽しいと感じていく。

しかし、少女は殺人など犯していない、誰かを庇っている。

もし、それは真実なら――

真犯人は誰なのか、なぜ透子は罪を被ろうとしているのか――

鳥籠に囚われた少女を、救うことはできるのか?

公式サイトより引用

鍵を隠したカゴのトリ ティザーPV0925

ネタバレ無し感想

※あらすじや体験版で公開されている範囲はネタバレでないという認識です※

 

割りと発売延期を繰り返した作品だけに、
初めに一言。

 

どこにクオリティアップを施したのか分からない。
それはシナリオであったり、演出であったり。
ただ単に出来上がってなかっただけではないだろうか。
内容と関係ないけど、そんなことを思ってしまった。

 

OPまでの導入部分が破滅的につまらない。
そういう作風なんだろうけど、それにしたってつまらない。
物語が大きく動くまでは日常がメインになるわけだし、
特に序盤はもうちょっと頑張って欲しかった。

 

逆に、体験版をやってみて雰囲気が気に入れば
面白く読み進められるんじゃないかとは思う。

 

更に、主人公の境遇も結構絶望的なので、
余計に暗く感じてしまうのが×。
と言うか、どのヒロインも境遇が中々に酷い。

 

ただ、OP後は少しずつだけど面白くなってくる。
OP前も面白かったら、もっと人を惹き付ける作品になったと思う。

 

シナリオはテーマがテーマだけに全体的に暗い印象。
なので、日常を楽しむ系ゲーマーには辛い作品だと思う。

 

BGMがかなり単調なので、
BGMって大事だなと再認識させられる。
これが原因でシナリオの単調さが際立ってしまってる気がするので。

 

CGについて。
一枚絵は結構綺麗で良い。
通常時の背景は何か違和感があるけども。

Slider

 

BGMについて。
落ち着いた感じの曲が多いかも。
単調だしあまり耳には残らない。
これのサントラどうしろと…?

 

システムについて。
簡易履歴と履歴一覧分ける意味が分からない。
右クリックのウィンドウ消去も会話ウィンドウ内で押さないとだし、
ちょっと時代についてきてない感はある。

 

こんな方におすすめ

  • ファンタジー設定のないヒューマンドラマが好き。
  • 緩く事件の謎を追う展開が好き。
  • 静かなゲームが好き。

以下、個別ネタバレあり。

 

ネタバレあり感想

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燕沢 夜(CV:雪村とあ)

燕沢 夜(CV:雪村とあ)

家庭環境が切ない子。
主人公と同じようで、違う。
この辺りを気遣える透子は良い子だなぁと思った。

 

で、はと言うと…
無条件に主人公の言葉を受け入れる謎女。
そんな親しい描写も無かったのに。

 

キャラの掘り下げはあっても、付き合いは不十分。
好き合う動機というか、気持ちの動きが謎過ぎる。
まぁ、許容できる範囲ではあるかなって程度だけど。

 

事件については、
被害者が母親の恋人だったという接点。
からの、の犯行だったとされるバッドはさすがに失笑。

 

終盤の逃避行前の透子との会話、
最後の独白のような演出はグッときた。
ルートなのに、透子さまさま。

 

まぁ、消化不良ルートだったわけだけど。
そんな簡単に逃げられないだろって。

 

瑞葉 伊鶴(CV:水野七海)

瑞葉 伊鶴(CV:水野七海)

声優的に、こういう声も出せるんだーとなった人。
声というか、キャラかな。
高飛車なキャラの印象が強かったもんで。
むしろ、本作では一番聴きやすい声かも。
キャラ的に一番好き。

 

自分が透子の代わりに犯人になりたい子。
それを両親への当て付け、
殺人犯のレッテルをもって復讐にしようとしている子。
本当、不遇。

 

主人公が伊鶴を好きになる動機がよく分からん。
伊鶴にしてもね。

 

だがしかし、Hシーンへの流れは良かった。
キャラがよく出てたし、Hだった。

 

その後の伊鶴のつれない態度も結構好き。
こういうヒロインは久しく見てなかった気がする。
付き合い始めてから本当に可愛いかった。
そこからの気持ちの動きも、このシナリオは良かった。

 

伊鶴は本当に良いヒロインだった。
透子のことは置き去りになったけど、
伊鶴はヒロインとしての魅力に溢れてた。

 

青葉梟 みおん(CV:風鈴みすず)

青葉梟 みおん(CV:風鈴みすず)

キャラ設定がかなりうざい。
うるさくてうざいとかじゃなく、
人間不信って部分と声が合っていて
本当にうざく感じる。(誉め言葉
妙な口癖もキャラ付けというより、
単にうざい。w

 

みおんの葛藤が主に描かれるけど、
透子が説得力あり過ぎて、
陳腐な悩みに見えてしまうのが残念。

 

最後が急展開過ぎて意味不明だった。
数行の地の文で既に結婚して子供生まれて、
10年経過してるとか…
エピローグならまだしも、本編でこれ?
嘘でしょ…?

 

事件については放置。

 

孔雀石 透子(CV:みよりあつむ)

孔雀石 透子(CV:みよりあつむ)

他3人のシナリオ終わらないとやれない。
どうせ他ルートは独立してるんだから、
最初から選べるようにしてくれたら良かったのに。

 

かなり強いヒロインだと思う。
付き合うとか、告白とか、そういう前に
主人公に「あなたを愛している」と言うんだもの。
幼馴染で恩がある関係だとしても、強い。
他3人の存在が霞むほどの強さ。

 

ただ、この最終ルートでは
他ヒロインの相互関係なども分かり、
その点は面白かった。
特に伊鶴の関係性と、
そこに加わる透子の過去。

 

まぁ、夜母が犯人なのは見え見えだったわけで、
そこにミステリーとかそんなのは無かった。

 

結末自体は大団円だったけど、
透子が庇った犯人が夜母だと思うと、微妙過ぎる。
まぁ、その時点では夜母だと分からなかったと
思うのがせめての救いか。

 

総評

プレイ時間:約20時間オススメ度:★☆☆☆☆

全体的に盛り上がらない話に、平坦な音楽。
そんな感じで期待値には全く届かなかった作品。

完璧な作品なんてそうは無いので、この作品もあらすじが気に入ったら
お手に取ってもらいたい作品ではある。
一見ミステリーを売りにしているようで、その要素は薄いので
謎系要素強めの作品が好きで候補に挙げている方はスルー推奨。

 

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挿入画像 FANZA GAMES より引用

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